風景印の旅
暑い夏。
長距離ウォーキングにはちょっときつい時期です。
しかし、仙台は日差しは強くとも湿度は東京ほど高くはないですし、心地の良い風が吹いているので、
水分補給をこまめに行い、休憩をきちんと取りながら歩けば大丈夫かもしれないと思い、
ちょっと出かけてみることにしました。
(風景印も集めたかったし。)
今回は『新・風景スタンプ集 北海道・東北』のリスト順に従い、
「仙台北郵便局」(宮城県仙台市青葉区)へ行くことにしました。
ウォーキング・スタート
1.サイゼリアからスタート
私の場合、自宅から歩いて台原エリアに来ましたが、さすがに自宅をスタート地点に設定するわけにはいきませんので、
ここでは「サイゼリア台原店」を拠点にして、周辺の様子を紹介したいと思います。
(なお、このコースには仙台市地下鉄南北線の「台原」駅が含まれていますので、そちらをスタートにすることも可能です。)
サイゼリア台原店から最初の目的地「仙台北郵便局」を目指すため、県道「仙台泉線」を歩きます。
交通量が非常に多い道路で、こちらには「メガ・ドンキホーテ」や「西友」などショッピングセンターがありますが、
私が注目したのはとあるカフェ。
そちらには再び足を運ぶことになりそうです。
この道路は山と山との谷間に造られたようで、脇道を見ると、大きな坂道。
思わず、冷や汗をかきましたが、仙台泉線は起伏が少なく、のんびり歩けます。
気になる飲食店もあり、立ち寄れば良かったとウォーキングの後半で心底思いました。
「仙台北郵便局」です。
輪郭の線が一部写っていません。それが非常に残念です。
2.仙台文学館へ
郵便局を出るとさらに北上して「仙台文学館」へ向かいます。
自宅からここまで水分補給をしつつもノンストップで来ましたので、ぜひ休憩をしたいところです。
雲一つない青空、親鳥の帰りを待つツバメのヒナ・・・ 汗だくになっても何だか楽しいウォーキングです。
文学館ってどんな展示物があるのでしょう。
ようやく到着しました。まずは涼しいところでじっくり休憩をしなければなりません。
こちらの中にあるカフェも楽しみの1つ。そのため、道中気になった飲食店には立ち寄らず、まっすぐ来ました。
なのに、休館ですとーーーーーーーーーーー
前日が祝日だったため、振替休日ということでお休みなのでした。
(今年から「山の日」ができたのよね。)
当然、カフェでの休憩もありません。
(ガチョーン。)
せめて座って休憩したいとベンチを求めてそのまま文学館の敷地に入ります。
なかなかいい感じのところ。見学できないのが実に残念です。
ここで一休みできたら大変助かったのですが、ベンチが無いため、
仕方がなく隣接している台原森林公園へ向かうことにしました。
3.台原森林公園へ
公園ならベンチがあるはず、もう少しの辛抱、と自分に言い聞かせ進みます。
しかし、目の前には野原。
道はどこだと案内図を確認すると、この野原が森林公園に通じる道だということが分かりました。
山道が嫌いな私、嫌な予感がしました。
文学館のそばには飲食店がありません。道を引き返すと計画が大幅に狂います。
ベンチがすぐ見つかりますようにと祈りながら歩き始めます。
興味深い石碑もあったのですが、チェックする余裕がなかったため写真のみ。
嫌な予感が的中し、山道となりました。
救いだったのは案内板があったこと。これなら道に迷わずに済みます。
(このあとえっちらおっちら歩き続けます。道がぬかるんでなくて良かった。)
ようやく園内の中央遊歩道に到着、ベンチを見つけて休憩です。
木陰となっている遊歩道はとても涼しく、人心地つくことができました。
(頭が痛くなり始めてたので、ホント助かりました。)
4.彫像「茉莉花」へ
ゆっくり休むと、風景印に描かれている彫像「茉莉花」を見に、台原駅に近い公園出入口に向かいます。
中央遊歩道に沿って歩きます。
こちらの森林公園ができる前は園内の七北田川支流沿いに「仙台鉄道」が通っていて、
その線路跡地は「中央遊歩道」として残されているということなのだそうですが、ここがそうなのだろうかと思うくらい、
非常に自然豊かな所であります。
園内はとても広く、野外音楽堂や公園など色々な施設があるようです。
今回は一部のエリアしか見て回りませんでしたので、また足を運ぼうと思います。
彫像「茉莉花」です。
美しく気品があり、それでいて凛としている女性像。
正直言うと、女性の彫像はあまり好きではないのですが、こちらはとても良い作品だと思いました。
5.再びサイゼリアへ
目的を果たし、公園を後にします。
個人的には冷房のきいた飲食店で空腹を満たし、ガッツリ休憩をしたいところであります。
駅にも近いことですし、どこか落ち着ける所はないか、懸命に探します。
それにしてもなんて良いお天気なのでしょう。
木々の緑と青空のコンビネーション、人工物の輪郭に何だか惹かれます。
飲食店は見つからないため、サイゼリアで休憩することに決めた途端、最後の難所、「上り坂」です。
(なんで車道は平坦な道なのに、歩道は坂になっているのだろう?)
夏の上り坂はきついんだってば、とぶつぶつ言いながら上ると、とても見晴らしの良い場所へ。
早朝ウォーキングでここに来たらさぞ気分爽快に違いないと思いましたが、
いよいよ暑さと空腹と疲れで限界近くまで来ている私は、すぐさまサイゼリアに向かったのでした。
サイゼリアがあって良かった!
(久しぶりにキッズメニューの「間違いさがし」をやりましたが、バッチリ10個間違いを見つけました!)
風景印
テーマ: 堤人形、彫像「茉莉花」、林
切手 : 第3回国連防災世界会議(2015 仙台) 82円切手使用
ウォーキング・マップ
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距離:約3.3km
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途中、山道に入るので運動靴での散策をおすすめします。
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距離的には大したことありませんが、この辺りの飲食店はサイゼリアと仙台文学館のカフェしかありませんので、
文学館の開館日、時間をきちんとチェックすることをおすすめします。
参考資料
- ウィキペディア
- 仙台市公式HPより くらしのガイド「彫刻のあるまちづくり」