おばばの部屋

無駄に観てきた映画の備忘録

ドリームガールズ★★★★

2007年05月21日 | 
ミュージカルは苦手というか、好きじゃないというか、嫌いなのだけれど、良い作品が多い気がするのは気のせいだろうか。

これといって奇抜な部分のない筋書きながらも楽しめたのは、出演者が役にバッチリはまっていたからだと思う。
みんなやたら生き生きしていた。
中でも、エフィー役のジェニファー・ハドソンは、評判通り良かった。
外見を裏切らない、パンチの効いた歌唱力。
後半は髪型や衣装にもパンチが効く。
そんなことはどうでもいいが、やっぱり試写会場じゃなく、映画館で観たほうが迫力があっただろうと思う。
エフィーがインパルスの堤下氏とかぶるのはどうでもよくないことだと思うが。



スパイダーマン3★★★

2007年05月21日 | 
期待しすぎたか。
微妙に長い139分。
そしてところどころ恥ずかしい。

その髪型は何ですか。
その踊りは何ですか。
そう思わずに観れる人にとっては、少なくとも、恥ずかしくはない139分を過ごせると思われる。


敵が多いんじゃないかだとか、執事みたいなじい様はもっと早く告白しようよとか、若干ご都合主義的な終わり方のような気がするだとか、やっぱりあの髪型と踊りは恥ずかしいだとか、そんなことはさておき、何が一番引っかかるかって、


宇宙からとかはなしやろ


つまりはそういうことなのだ。
要するに、開始早々しょぼくれたのである。
残念。


ゴーストライダー★★★

2007年05月13日 | 
全米ヒット作と聞いてる上に、得意のアメコミヒーローときたもんだ。
こうなりゃ何が何でも観るっきゃない!
そう意気込んで、颯爽と観に行った「ゴーストライダー」。
開始早々、隣の友人が撃沈。
こうなりゃオイラだけでも観るっきゃない。


主人公ジョニー・ブレイズはバイクのスタントマン。
だから当然革ジャン派。
ゴーストライダーとなり、ドクロと化しても革ジャンは残る。
たくましい骨格と共に。
小顔というのは本来羨望の的であるはずなのに、革ジャンの上に乗っているスケルトンは、小さすぎて滑稽だった。
程々という言葉の有り難味を感じる。

とはいえ、ドクロ化して戦うシーンは面白かった。
ニコラス・ケイジのシーンは不要と思えるぐらいには。
ジョニーよりも派手に変身するバイクもかっこいい。
地獄バイクという名前でさえなければなお良い。


「IMDB」の解説によると、主人公ジョニー・ブレイズ30歳。
ニコラス・ケイジが30歳。
そんなバナナ。
ケアテイカーのじい様の方がおいしいとくれば、ニコラスもしょんぼりだろう。

ハッピーフィート★★★

2007年05月13日 | 
抜け毛が・・・。


子どもの頃のマンブルはかわいい。
子どもの頃のマンブルがかわいい。
子どもの頃だけかわいいマンブル。

全ての問題は中途半端に残り続ける幼毛にあり。

同じハゲならいっそツルツルに。
どうせハゲるならいっそのことスキンヘッドに。
普段からそう思っているからか、マンブルの体に残る毛が気になって気になって、映画どころじゃなくなってしまった。

その上、ダンスというものにさほど興味がないので、ペンギンの踊りを見てもいまいちピンとこない。
マンブルが足をバタバタさせるのを見たら、きっとこう言ってしまうだろう。
我慢せんとトイレ行ったら?

こういう大人が、子どもの個性を摘み取るのだとしみじみ思う。

吹き替えで観たのが残念。
ヒュー・ジャックマンとニコール・キッドマンの声で観たかった。

メンフィスという名前に噴き出しそうになった、「王家の紋章」既読者はいないものでしょうか。