高校時代なんて随分昔のような気がします。
愛読してます、ふうたろうさまブログ
こちらの記事で思い出しました。
ＢＯΦＷＹとの出会い。
以前も書いたように私の出身の高校は、とてもビーバップなところでした。
どんな先輩にもあいさつは「押忍」。
上下関係が厳しく、あいさつを忘れるとボコボコにされちゃうというおまけ付き。
素敵でしょ？（苦笑
でね、卒業式が近くなると、必ず予餞会って言うのをしてました。
つまり、先輩たちを送る会です。
私たちが2年の時、自分達の送別の出し物を自分達で出した先輩がいました。
ずばり、「ＢＯΦＷＹ」のコピー。
メインボーカルは二人。
そのうちの一人I先輩は、その高校どころか市内で1、2番を争うくらいの猛者。
廊下で会おうものなら、壁と一体となって気配を消してやり過ごしたいほどの人でした。。
で、
会場である体育館に生徒が入場する前から、練習してました。曲は「NO NEW YORK」。
そうですよね。予行練習は必要です。。。
ちらほらと生徒が集まってきています。
その時も練習してまして、曲は「NO NEW YORK」。
生徒の過半数は集まって先生も職員室から重い腰を上げてやってくるころ先輩たちは熱のこもった練習をしてました。
曲は「NO NEW YORK」。
体育館のカーテンが閉められ、水銀灯の電気が消え、緞帳がゆっくりとあきました。
そう、予餞会の始まりです。。。
1発目は、同級生のバンドで・・・覚えてません。
2発目は、私たち野球部1年生の出し物。
3発目は、ラグビー部出し物。
・・・
・・・（中略）
・・・
そして大取を飾るのは・・・I先輩たちのバンド。
もちろん、ＢＯΦＷＹのコピーです。
ところが、1曲目2曲目、一人のボーカルだけで歌ってます。
あれ？と思っていたら最後の曲に行く前ボーカルの先輩が、
「今日はスペシャルゲストがいます・・・」
「I （先輩）です、カモーン」と一声。
ステージの脇から、はじめて見るはにかんだI先輩が照れくさそうに出てきました。
もちろん曲は、 「NO NEW YORK」。
もう会場は何度も聞いて飽き飽きと思いきや、逆にすごいノリノリです。
そりゃそうですよ。もう何回も聞いてますから。。。
サビのところの「new york new york～」と歌うところなんてみんな大合唱。（笑
はじめてＢＯΦＷＹを聞いた私でさえノリノリだったんですから・・・。
最初は、歌う曲を何回もネタ見せするなんて、と心の中で笑ってましたが、よく考えると緻密な作戦だな～と思いました。
当の本人たちは多分考えてなかったでしょうが・・・。
これが私のＢＯΦＷＹとのファーストコンタクトです。
あっ、いや、ＢＯΦＷＹの曲とのファーストコンタクトでした。
