株式会社マルミツテクノ デじタルかわら版

九州・福岡でマイクロ・ナノバブルを研究開発している(株)マルミツテクノの社長のブログです。

工具先端点制御を自分なりに

2011-09-14 07:56:52 | 仕事

先日、同時5軸のプログラムで、とにかく難しいと知り合いにいわれたので、

黄色い本は難しく書いてますので・・・(笑

自分なりに説明してみます。。。

解らなかったらごめんなさい。(笑

知ってる人はスルーしてください(笑

 

割り出しで加工の時は座標変換しますが、同時5軸の時変換はしません。

↑これがA軸0°C軸0°として、

テーブルが回ったり傾いたりしても同じです。↓

で、Φ10.0R5.0のボールエンドミルを先端がΦ10の球体と思ってください。

例えば、XYZがこの四角柱の右上が0,0,0として、工具をX0、Y0、Z50の位置で先端点制御を掛けます。

はじめの1周はAが0°でC軸を90、180,270、0°と回します。

ボールエンドミルの球は追従するように追ってきます。

座標位置は同じです。

つぎにA軸を-45°に倒します。

C軸を同じように回しても、座標位置は同じです。

また今度はA軸-60°でも動かします。

なんとなく解かりましたか?(苦笑

ボールエンドミルのボールの中心は追従するように動いてますよね?

(この追従精度が一般的に機械精度と言われます)

私は基本これで覚えてます。

どんなにテーブルが回ったり傾いたりしても、これで頭の中で検証出来ます。

例えば、プログラムで、ここ「危ないなぁ」って時は、3DCADで位置を確認して、自分の目で主軸方向からCAD画面を眺めるようにしてます。。

案外シミュ使わなくてもいけますよ(笑

 

 

 

 

また暇なときでも書きます。。。

 

 

ではでは。