世界一のリンゴ！

この世には山田道場と名の付くものが二つある。

一つはご存知うちの道場。

もう一つは長野県某所にあるリンゴの木だ

門下生である矢車家、阿保家、久慈家の三家族が共同で購入し山田りんご道場と名付けて育てている。

今年も収穫期を迎え250個ものリンゴを実らせたそうでお裾分けを頂いた。

うちの道場生のようにリンゴもうまくなろうと毎年必死に実を付けるのである。

その中に一際、眩い輝きを放っていたリンゴがあった

聞くと少年部きっての技師、颯太朗が一番最初に取ったリンゴを他のリンゴには一目もくれず何時間もひたすら磨いたという。

技を磨くのが上手い者はリンゴを磨くのもこれまた上手いようだ。

もったいない気もしたが皮ごとかじりついて頂いた。

うまかった！

やがて颯太朗は世界一の足技を磨くんだろうな。とも思った。

世界一のリンゴの味がした。

ごちそうさまでした。

10年前の写真

皆さんいかがお過ごしでしょうか

緊急事態宣言が発令されてから３週間近く経ったでしょうか

もう曜日の感覚も時間の感覚も狂ってものすごく長い時間が経ったような感じがします。きっとこうゆう感覚になっているのは自分だけではないかと思います。

良いか悪いかは置いておいて今たくさん時間があるので毎日走ったり筋トレをしたり子供の勉強を見たり一緒にゲームをしたり一緒に稽古をしたり動画を編集してYouTubeにアップしたり、、、

普段できないことを楽しむしかないという思いでやっています。

うちの息子に勉強を教えていただく学校の先生はさぞかし大変だなと思ったり。

普段空手の指導でけっこう疲れてたんだなとか

最近の子供がやるゲームは3Dで色んな感覚の刺激があって意外と訓練になるなとか

動画の編集っておもしろいとか

コロナのおかげでというのもおかしな話ですがこれはこれで色んな気づきもあるし貴重な時間を過ごしています。

時間があったのでパソコンの写真を整理していたらちょうど10年前に二段に昇段した時の写真が出てきたので四段に昇段した最近と見比べたりして

当時は体重も軽くて怪我も何も怖いものがなくて身体を自由自在に動かせたな、、いくらでも稽古できたなとかいう思いがたくさん出てきました。

たまには今の重たい身体を軽くして当時のように身軽になりたいなとか思います

まあ引退するまでお預けですね笑

10年前二段昇段当時26歳

長谷川師範も当時50歳前後です

こちらは2018年四段昇段時

今こうして見てみるとやはり10年前は

長谷川師範も講士館を設立して間もないし自分もまだ結果が出始めた頃でこれから空手界に打って出るという意気込みとか緊張感というのが師範にも自分にもあったように写真から感じました。

四段昇段の写真からはいい意味で余裕のある雰囲気が師範からも自分からも見られて

10年経つと全然違うんだなと改めて感じました。

ずっと一生懸命稽古してきて年齢のことはあんまり気にしてなかったので気がついたらもう今月36歳、なかなかのベテランです。この10年前の写真を見つけてハッとしました。

なんと言っても10年前は

やっぱり若い！

若いと言えば

たまに指導中、子供達にこんな話をします。

先生は空手の世界チャンピオンになれたし大人だからある程度お金も持ってるし道場でみんなに空手を教えられて今本当に幸せです。

でもね

みんなは持っていて、先生は持っていないもので、この先生の世界チャンピオンの肩書きも、お金も、先生の全財産を投げ捨ててでも欲しいものってなんだかわかるかな？、、、

正解は時間。若さなんだよ。

先生がもしみんなと同じぐらいの年齢に戻れたらもっともっと稽古してもっともっと強くなれた。

世界で一番お金を持っている人を知っているかな？？

その人が全財産をかけても手に入れられない時間。若さをみんなは持っているんだよ。これは本当に素晴らしいことで、何億円よりも何兆円よりも価値がある。

先生の人生はもうほぼほぼ決まってしまっているよ。

でもみんなは

これから色んなことを選択できるし

無限の可能性がある

先生は本当に君たちが羨ましい

先生の全てをあげるから変わって欲しいくらい。

だから

一日も無駄にしない

一時も無駄にしない

一突きも

一蹴りも無駄にしない

本当に一瞬一瞬を全力で生きて欲しい。その積み重ねがやがて大きな力となって大きな成果を生み出す。

別に空手に限ったことじゃなくたっていい。

なんでも一生懸命やってもらいたいんだよみんなには。

もし先生がみんなと同じ年齢に戻れたら絶対にそうするから。

なんて事を言ったりします。

どうですか？？皆さんは全財産をかけて子供の頃に戻りたいですか？

自分は子供達が本当に羨ましいです

でも苦しい稽古も辛い思いもたくさんしてきたしな。このままでもいいかな？

まあ考えても戻れはしないのでこれから後悔のないように生きていくしかないですね笑

早くコロナから解放されてみんなで思い切り稽古がしたいものです。

PS

先生は毎日自主練していますよ

さて、あなたはどうかな？？笑

ゲッと思った人。思ってない人にも。

ここに内廻し蹴りの解説動画貼っておきます

https://youtu.be/HmabavbESXU

トレーニング！

今日から道場が閉館になったので自分のトレーニングを見て生徒達が自主練をやる気になってくれたら嬉しいなと思いUPします

今日は肩と背中を鍛える日なので先ずはウォーミングアップ今月36歳。この年になると昔みたいにいきなり重い重量を持つとすぐ身体が壊れます（笑）

シャドーをして全身の循環を良くします。

今日は3分を2本やりましたよ

軽い重量から

先ずは自分の体重だけで懸垂です

しっかり伸ばしてしっかり縮めて行います。

徐々に重量を足していって20キロをベルトに付けて５回を４セットですキビシ〜

腰にベルトで20キロプレートを付けて懸垂しています。

お次はワンハンドローです懸垂で鍛えた背中に更に追い込みをかけていきます。

これも徐々に重量を足していって42.5キロしっかり伸ばしてしっかり縮めて１０回を４セットやりましたよキビシ〜

ハアハア

今度は肩を鍛えていきます！

ショルダープレス！これもいきなり重い重量では肩が壊れてしまうので徐々に65キロまで上げていきましたよ。久々に65キロ。肩は最近まで痛めていたのでリハビリです重かった〜

頑張って５回を４セット！

ダンベルに切り替えてショルダープレス！

サイドレイズ！

やっと終わったー

腕が枝豆みたいになりました

プロテインタイム

コラコラ飲み過ぎ

返しなさい

17年前の入門当初は62キロしか無かったんですが稽古の合間にコツコツ筋トレも頑張って20キロ近く増やしてきましたよ

まだまだだな！

みんなもコロナに負けず自主練頑張れ！

入院

８月１０日から１週間、人生初の入院をしています

ここ５年くらい冬場はほぼ毎週、夏でも少し稽古を頑張るとすぐに風邪を引いてしまい、こじらせて高熱を出すことがしばしばありましたノロもロタもインフルも流行り物は全部やり、マーズやエボラにもビクビクして稽古と食事以外は常にマスク生活でした。試合前も本当は毎日稽古したいところをうまくコントロールしないとすぐに熱。試合１か月前は毎回必ず４０度の熱が出てそれでもたたかってきたので長谷川師範には今回も熱が出たからまた勝つなと言われてきました。

今回の入院直前にも夏だから少しくらい大丈夫だろうと週７回稽古したところ４０度近い熱が出てゆうやに指導を代わってもらったり、林先輩にもみんなにも迷惑をかけてしまいました

このわずらわしい風邪に終止符を打つべく、のどの扁桃腺を取る手術を受けました

全身麻酔から目を覚ますと目の前に桃の種の様な物体が２つ。よしよしこれで心置きなく思いっきり稽古ができる。弱小民族最強やら流行の最先端（ウイルス）だとかいうニックネームとも、「またですか！？」と毎回代わり映えのない宮島の苦笑いともおさらばできると、心底清々した瞬間でした

病室に運ばれ麻酔が切れると、予想はしていたが、まあ痛い３６時間の絶食後の重湯とみそ汁の上澄みは五臓六腑に染み渡ったが、のどの傷口にももちろんしっかりしみました

それでも１日でも早く退院したいので食事を重湯から３分粥、５分粥、全粥と調子よく上げてきました

それは２度目の全粥を食べた夕食で突如訪れた洗礼でした。毎回食前に飲む液体の痛み止めも効いてこれなら明日から常食だなーとデザートのパイナップルをパクリここから先は思い出すだけで痛くて書けません

痛くて涙が出たのはたぶん小学生以来、迷わずナースコールみなさんパイナップルには気を付けましょう。

隣に併設されたジムに行ったことが院内に知れ渡って先生からお叱りを受けたり、ナースのみなさんも時間で担当が代わるたびだめですよーと言ってきたり、コソコソ病室の椅子を持ち上げ筋トレしたり、少し肩身の狭い思いもしたが、毎朝４０７自治会なんて言って談話する同じ病室の愉快なおじさんたちとも、やな顔一つせず患者の苦痛に寄り添ってくれる看護師さんたちともいよいよ明日でお別れかと思うと少しさみしい気もするが気のせいということにして今日も早く寝ます

扁桃腺取るだけなのにお見舞いに来てくれた皆さん本当にありがとうございました元気が出てうれしかったです

２０日には道場の内装が完成して、２３日には山田道場快気釣鯵大会のため船も１隻チャーターしてあるのでまた投稿します

 

病室からの眺め

今晩の夕食まだお粥です痛くてほとんど残しました

息子たちが持ってきてくれたぬいぐるみと