まあるいお月さん おちてきそう
月が出ると いろんなものが起きてくる
雷こぞうの届け物 天の母じゃの 大きななおだんご
「ねえ・・ お月さんも 食べると美味いかの?」
「・・月神様におこられるよ」
ながい夜の はじまりだ・・
まあるいお月さん おちてきそう
月が出ると いろんなものが起きてくる
雷こぞうの届け物 天の母じゃの 大きななおだんご
「ねえ・・ お月さんも 食べると美味いかの?」
「・・月神様におこられるよ」
ながい夜の はじまりだ・・
月の誘いに 導かれ 雷こぞうがおりてきた
「ゆっくり のっそり」おりてきた
風こぞうは 幼なじみ
だけど 風こぞうは「なんでおぬしには 使いがおるんじゃ
~!!」とおかんむり
「はぁ~ 僕は きみの姉上のお使いに来たのに・・」
そんな雷こぞうにはおかまいなし
「わしは 負けないぞ!おぼえておれ~」
先々々日くらいに
表参道ヒルズに行って来ましたよ。
思った通り僕には縁の無い場所でした・・。
でも、建物の作りは実体験必見の面白さですよ!
テナントがな~ 日本酒バーくらいだもんなぁ、興味引いたの
ついでに、表参道駅地下へも・・ え!?っ驚くほどしょぼい。
僕、名古屋出身なんで、どうしても栄や名駅のイメージが強い
んで尚更なのかな?
入り口入ったら いきなり出口
そんな感じです。
「やれやれ どうしたんだい・・」
深い深い森の中 その奥の奥に
千年は生きてるという 大きな化け猫が住んでいた
彼女は魔女で みんなをおどし 化かし 食べてしまうと云われ
ていた
みんな みんな 怖がった・・
もちろん 行商人のちゅう次も・・ でもほんとうは
彼女はとけも気さくな化け猫
「なんだい なんだい あくびをしたらいきなり口の中
に入ってきて びっくりさ 飲み込まないでよかったよ まあこち
らにおいで」
手作りのおかしと お茶でもてなしてくれた
風こぞうは おなかいっぱい!
ちゅう次は 怖くて 申し訳なくて 胸がいっぱい・・
「ゆっくりとしておいきな でもね ぼうやの使いになるのは
ごめんだよ」
そもそも
前々々作を描こうと思ったのは、つれからこの絵を駄目だし
されたからなんです・・。
元々、自分が出す暑中見舞い用に、ボストカードを作ろうと思っ
て、あれこれ構図を考えていたんですけど、今年は長梅雨だっ
じゃないですか。
だからつい雨を楽しむカエルを描いてしまった
でもそしたら、いきなり猛暑 突っ込まれました
・・
抵抗のしようもなく、描き直しから泥沼が・・・
つづき・・
これ、連作なんです。
じつは、前作の前にもう1枚あります。
頭の中のイメージと食い違い、なんども描きなおしたんですけど
ん~ 思いのほかうまくいかず妥協・・。 だめだめっす
僕は、絵を描くときは物語があるほうが描きやすいんです。
逆もあります。
絵を描きながら勝手に物語を作って、それにはまってしまう事
も。
僕のアパート部屋には たまに猫が泊まりにくる
そいつは半野良で 首輪を着けてはいるんだけど 朝だろうが
昼だろうが そして夜だろうが アパート近辺をうろうろしている
そもそもそいつと出会ったときは 首輪なんて着けていなかった
そいつは「フォックス」って名らしいが 僕はお構いなしに
「ドラえもん」って呼んでいる 鼻の上から腹までドラえもんの
様に白いからだ 首輪を着けられる前から そう呼んでいる
外に出て そいつと目が合うとまず部屋までついてくる
仕方ないから入れてやると 部屋の中をぐるぐる回って
たいていは直ぐに出で行きたがリ 僕を苛立てる
不実なやつだ!と ときにしかとする
気に入ると(どうなのかな?) 押入れの中で寝ていく
やはり ドラえもんだ
深い 深い森の中 迷って 歩いて 「ずんずん」と
奥に 奥にと 進んでく
「あんた それ以上奥には行かない方がいいよ」
旅のねずみが声かけた
「なんでじゃ!!」
「その奥には 恐ろしい化け猫が住んでるって
云われてるからだよ」
「それは龍か!?」
「ちがうよ 猫だよ 凄く すごく 怖いんだよ
だから 行くのはおよしよ」
「大丈夫じゃ! わしは風神の子じゃ!」
「・・・でも なんかおかしいよ・・」
「わしの使いになれ!」
「いやだよ」
「どすん!!」
「いいではないか~~ すこしくらい 乗せてくれて
も!」
「しらないよ」
ふかい ふかい 森のなか しがみついて 落とされて
また一人ぼっち
「つぎはどっちに行くかの こっちがいいかの?
目をつぶって ぐるぐる回って たおれたほうに
行こうかの!!」