4枚目です
これは描き下ろしではなく、描き溜めていたものです。
当日はあいにくの雨予報、しかし夕方まではなんとか持つだ
ろうと、古本市は開催されました。
先ずは集合して、同じグループの人と顔合わせ。
小さいお子さんと参加したお父さんもいて、層が広い。
この古本市はとてもユニークで、参加者は銘々みかん箱ほど
の箱を用意して、それに本を詰めて売り場とするのです。
それを、会場となる街の、協賛店の軒下でグループごとに
箱を並べて売ります。
しかも、店番はグループ内で持ち回り。
それ以外の時間は、自由に他の箱(店)を見て歩くことが出来る
んです。
僕らの店番は、2時~3時。
箱をセットし終わったら、早速散策に!。
文学と昭和(大正)の香りをさせるこの街は、街並みが味わい
深く、「ここって東京だよな!?」と錯覚させるときがあります。
粋な美味しそうな店を見つけては、ついつい入って一杯呑んで
しまいそうでした。
昼はパン屋の焼きたてのバケットに、総菜屋のたこ焼きコロッ
ケを挟んですませ。 地図を片手に「あちっだー」「こっちだよ」
と歩き回り、色んな箱を「これって反則だよー!?」などと楽しく見
て回ったのですが、如何せん会場が広く、時間の問題で全て
を見て歩くことは出来なかったです。
そうこうとしてる間に、僕らの店番が近づいてきたら・・
「あれ!?」・・ 「あ!・・雨だ・・・・」
次回最終回