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廃墟賛歌ブログ

廃墟をはじめ軍艦島とか炭鉱とか廃線とか、産業廃墟作品制作ユニット<オープロジェクト>オフィシャル・ブログ

廃道リポート:高長切川隧道

2013-03-02 03:11:49 | プロダクション・ノート
オープロジェクト新作DVD『廃道クエスト』
そのロケを振り返りながら、
一つ一つの廃道を取り上げてアップしています。

シリーズでアップして来た廃道撮影リポも、
もう最後の撮影日になります。

高長切川隧道

最後の撮影は冬の寒さも沁みる12月の中旬。
富士山の西に位置する身延町にある、
奇妙な構造をもった隧道からスタートしました。
相変わらずウェブ地図には旧道は書かれていないので、
勝手に記入しちゃってますが、
クリックするとGoogle Mapへ飛べます。





高長切川隧道

地図の中央にあるのが角瀬トンネル。
その西側の入口近くに、
誰が見ても旧道だな、とすぐに分かる道があります。





高長切川隧道

歩く事数分、前方に目的地の隧道が見えて来ます。
が、その手前が、以前にアップした
国道299号旧道ほどではありませんが、プチ崖崩れ。
平沼さんが前に探索した時は崩れてなかったというので、
最近のものかと思いますが、
結構土砂が固まり、その上にサラサラの砂利、
というセットは、いつも心地よくありません。





高長切川隧道

とりあえず距離は短いので、
あっさり越えてから振り返って見ると、
曲がったガードレールは、
土砂で押し流されつつあるんですね。





高長切川隧道

早速隧道内へ。
この隧道が奇妙な構造というのは、
まず結構広い入口の先にある急に狭くなる構造。
いくらなんでも狭くし過ぎ、
というか手前が後付けだから、
手前を広く造り過ぎだろー。
で、狭くなってる所はコンクリート壁なのに、
すぐその奥が素堀りのまんまの壁面。
さらに奥に小さな灯りが見えるけど、





高長切川隧道

ほぼトンネル状態になった洞門。
そしてその先はまた素堀りで、
最後にコンクリートの壁面で出口へ、という、
短い距離の間に、
その姿をころころと変える隧道でした。
最初の隧道が高長隧道、後半のが切川隧道、
その間をほぼ隧道状の洞門がつないで、
途中に窓がある一つのトンネルのように見える二つの、
ということでした。





高長切川隧道

何故そんなことになったかは、
ここで説明していると長くなるし、
平沼さんのサイト『山さ行がねが』をご覧になっている方なら、
既にご存知かと思いますが、
DVD本編をご覧になって下さいませ。
そのかわり、撮影しておきながら、
時間の都合上収録出来なかった話をひとつ。





高長切川隧道

とその前に、隧道口にあった、
天然オブジェを一つ。





高長切川隧道

さらに隧道の近くにあった、
人工オブジェもひとつ。
これは現役の石細工屋さんが、
貯水タンク(たぶん)として、
再利用しているオブジェのようです。





高長切川隧道

地図で言うと旧道を東から歩いて、
2つの隧道を越え、
県道37号線を渡って白い道を南へ移動している所です。
平沼さんいわく、
隧道があった旧道はこの南下する道に通じていて、
かつては橋を渡っていたということです。
橋の真ん中だけ、古い構造が残っていますが、
その近くに行って見ると。





高長切川隧道

新しい橋と古い橋のつなぎ目から、
なんと軌道の跡が顔を見せているではないですか!
またまた平沼さん曰く、
この旧道はかつて馬車軌道として使われていたこともあり、
その痕跡がかろうじて残っているのではないか、と。

馬車電車、一度乗ってみたい。。。
人車と同じ位、一度乗ってみた。。。

廃道に歴史あり。。。

本日『廃道クエスト』発売です!↓



廃道クエスト




◆廃道サイトの決定板『山さ行がねが』◆




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