映画なんて大嫌い!

 ~映画に憑依された狂人による、只々、空虚な拙文です…。 ストーリーなんて糞っ喰らえ!

散り行く花 ~映画の読解 (4)

2010年06月16日 |  散り行く花
     ■『散り行く花』 (1919年/米) D・W・グリフィス監督


 大通りを捉えたロングショットの後は、中国の風俗を捉えたようなドキュメンタリー風の映像が続きます。一見、粗雑な編集にも映りますが、ここに、画面サイズへの規則性が分り易く表されていました。

●三人の少女
 ・《フルショット(※写真:1)》→《ミディアムショット(※写真:2)》→《フルショット(※写真:3)》
                         (※写真:1)
                         (※写真:2)
                         (※写真:3)

●駕籠の親子
 ・《ニーショット(※写真:4)》→《ミディアムショット(※写真:5)》→《ニーショット(※写真:6)》
                         (※写真:4)
                         (※写真:5)
                         (※写真:6)

●易者
 ・《フルショット(※写真:7)》→《ミディアムショット(※写真:8)》→《フルショット(※写真:9)》→《ミディアムショット(※写真:10)》→《クローズアップ(※写真:11)》→《ミディアムショット(※写真:12)》
                         (※写真:7)
                         (※写真:8)
                         (※写真:9)
                         (※写真:10)
                         (※写真:11)
                         (※写真:12)


 以上、画面サイズの規則性が齎している映像のリズムです…。


                                                      ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 映画ブログへ

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