香港に恋して(旧:にゃんこの日記)

大好きな香港を中心に健康、美容、食べ物、ひと‥何でも綴っていきます

養顔ヨーグルト

2011-01-02 | 健康・美容
昨年3月に佐敦・裕華の食品売り場でアレコレ物色していると、美容に良い食材を試食販売
しているオバチャンが声をかけてきた。
「コレを毎日お湯に溶いて食べると、肌がスベスベになるよ~」と渡された試食用の
プラスチック容器には、何だかデロデロしたものが入っている。
どうやら「杏仁粉」と「黒ゴマ粉」にお湯を加えたもののようだ。

確かに香港でポピュラーな「杏仁汁粉」には、枕詞の如く“養顔”とついているし、
「黒ゴマ」も美肌・美髪に有効なのは周知の事実。
それら二つを同時にとれば、相乗効果でパワーアップしてくれそう‥。

試食してみると、クセもなく食べやすい。パッケージを見ると、台湾製だ。
オバチャンの強引さに加え、値段も手頃だったので、一袋ずつ買うことにした。
ただ一袋に結構な量が入っているので、帰宅してから、ジップロックに小分けし冷凍庫に入れたのだが、
その後、殆ど食べることもなく、半分忘れてしまっていた。

それを食べようと思い立ったのは、昨年11月末に開催された、楊さちこ先生の出版記念セミナー直前。
少しでも良いコンディションの肌でお会いしたいと、「肌に良い食べ物、家に何かあるかな‥」と考え、
「そうだ、アレがあった!」と思い出したのが冷凍庫のジップロック。

でも、それをお湯で溶いたものはあまり美味しくないので、小分けの加糖ヨーグルトに
杏仁粉と黒ゴマ粉を、それぞれ大さじ山盛り一杯ずつ加えてよく混ぜ、さらに養顔珍珠粉を
一匙トッピングした。

食べてみると、これが美味しい!美味しい上に健康・美容に良いなんて、これは我ながら
かなりのヒットかも‥。

ちなみに杏仁とゴマについて

『杏仁』
バラ科アンズの種子の中にある仁を取り出したもの。漢方薬として用いる時は「キョウニン」と呼ぶ。
温性・苦味。
オレイン酸などの脂肪油とアミグダリンという青酸配糖体を含み(これが体内で分解されて微量の青酸を
生じる)、鎮咳作用、去痰作用、潤腸作用などがあり、鎮咳剤・去痰剤として用いられる。
美容面では肌を美白し、潤いと光沢を与える。
また外用しても、杏仁に含まれる脂肪油がアンチエイジング効果を発揮し、シミやシワ、イボ取りとしても
使うことができる。

『ゴマ』
ゴマ科ゴマの種子。薬用としては通常黒ゴマを用いる。
平性・甘。
滋養強壮、潤燥・通便作用、髪を黒くする効果などがある。
最近は、セサミンを主成分とするゴマリグナンに強力な抗酸化作用(=アンチエイジング効果)が
実証され注目が集まっている。
しかも、同じくゴマに多く含まれるビタミンEとの相乗作用で、動脈硬化の原因となる
悪玉コレステロールLDLを下げたり、紫外線が肌に与えるダメージを防止するといったはたらきも
明らかになってきた。
また、アルコールから肝臓を保護したり、血糖値改善、更年期障害改善など、多岐に渡る
効用が次々と証明されている。

これはまさに健康&美容の宝庫!

それに、吸収が良く良質なたんぱく質・カルシウム等の栄養が豊富で、整腸作用が高く、免疫力アップも
期待されるヨーグルトを加え、さらに、肌に潤いを与え、シミやシワを消し、皮膚を再生し、顔色を良くし、
精神安定作用や解毒作用もあるという真珠末をトッピングしたのだからこれはスゴイぞ!

セミナー以降、何度もコレを作っておやつ代わりに食べているが、確かに翌日の肌が違うようだし、
お通じにも効果が感じられる。
最近は、無糖のヨーグルトに、はちみつで甘みをつけ食べている。はちみつはできれば酵素が
生きている非加熱のものが望ましいが、もちろん手元にあるものでOK。はちみつを使う方が
自分で甘みを調整できるし、味も美味しい。
低カロリーで満足感もあるので、ダイエット中の人にもおススメ。
真珠末は、もし手元にあればトッピングしてね~。





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