choco.と取り組んでいる「吠え」は、
なかなかGOAL!は遠そうですが、前に比べるとあんまり気にならなくなっています。
それは、自分にとっては「吠えを0」にしなくちゃと思っていたころとは違って
犬にとって吠えることはシグナルであり、コミュニケーションツールでもある。
だから多少おしゃべりでもいいじゃない。っておもえるようになったから。
「静かに」って言われて黙ってくれたらと思ったりはしますけどね。
ただ、
吠えているうちに興奮状態になり、とまらなくなるだけでなく、攻撃行動に転じやすく、
制御が利きにくくなってしまうやっかいなものでもある。
・・・ということは忘れちゃいけないと思っています。
月島座学でお話のあった吠えですが、

↓入れ替わりあり

自主的に移動できるようになるといいね。

○飼い主は犬のそばにいなきゃいけない。
○吠えているところまで行ってインターセプト、吠えていない状態でおやつ。
○テリトリーを守るのは飼い主とわからせてあげる
つい、吠えている犬に向かって遠くから名前をよび、
戻ってきたところでおやつをあげる。
これでは、吠えを強化してしまいます。
○吠えているところまで行ってインターセプト、吠えていない状態でおやつ。
○テリトリーを守るのは飼い主とわからせてあげる

戻ってきたところでおやつをあげる。
これでは、吠えを強化してしまいます。


このように分類されるそうです。
choco.の場合、
以前吠えていたカブタイプのバイクには反応しなくなりました。
○警戒吠え
知らない人が話しかけたり、家の中にいて玄関先で人の声や気配がするようなとき・・・。
○恐怖からの吠え
犬が近づいてきたり、不意に犬と鉢合わせしたとき。子どもがそばを走っていったとき。
○要求吠え
ボールがほしくて吠える。 いつもおやつをくれる人に催促して吠える。
○ストレス吠え
出先でchoco.を他の人に預けてトイレに行く時に吠え続ける。
このように分類してみたけれど、choco.の本心はどうでしょうか?
ワタシが心がけていることは・・・

特にできるかぎりは第1バージョンで

興奮状態じゃないときにワタシとchoco.の経験を積んでおく。

そこまで行って、choco.に何があったか説明し、「大丈夫」とか「ありがとう」とか
声をかけて一緒に戻る。

なるべくchoco.よりも先にクリッカーを鳴らす気持ちで・・。

よその人へのおやつの催促吠えは・・
「おりこうさんは?」と言ってもらうようにしています。

ゴミ出しに行くときの「ゴミだしてくるね」はすぐ戻ってくるサインのはず。
こうやって書き出してみた時、オペラント条件付けで「吠えない行動を作り上げる」とすると
「おすわり」で止まれば、「Good」でごほうび。
「NO!」で止まれば、「Good!」でごほうび。
・・・だけど 前も書いたけど興奮状態だからとても止められないし止らない。
「おすわり」も「NO!」も吠える応援にしかならない。
一瞬吠えやんで、ごほうびもらって次の瞬間にはまた吠えるってことも多いです。
また、おやつをばらまいて食べている間に犬が通り過ぎれば吠えない。
これも、まいたおやつなんか興奮状態の犬は食べられないのね。
犬が通りすぎる間中は吠えていて、通り過ぎたらおもむろにおやつを食べあさる。
あれもこれもこちらの意図とはちがった強化になっちゃう。
しかも事がすんでも興奮はし続けているしね。
一方でチャーリーママさんのおっしゃっている古典的条件付けでは
(名前・いい子ね・おりこう・かっこいい)⇔(おやつ・いい子ね・おりこう・かっこいい)
など対提示するもの同士はなんでもOKをしっかりとチャージングしておけば、
そのとき「名前」でも「おりこう」でも「かっこいい」でもその子にリラックス状態の
感情が思い出されれば、スゥ~っとクールダウンできる。
だからその子にとってうれしいもの(おいしいもの)がたくさんあればあるほど
犬にとってもヒトにとっても安心なんじゃないでしょうか。
何より、
吠えやんだときに興奮していない、落ち着いている
っていうのが一番違うところですよね。
choco.の場合は前のトレーニング(オペラント条件付け中心)が長かったので、
自分で考えるにしても「行動」になっちゃうことがまだまだ多いです。
今一生懸命切り替えている最中なので100%伝わるようになるにはまだ時間がかかる
かもしれません。
だからこそ、毎日の積み重ねだけは続けていこうと思っています。
今日の朝んぽ。出発は5時。



だぁれもいない原っぱでボール遊び