楽しかった～～＼(^o^)／③

ばーちゃんもたもたしてて、おばちゃんにせかされたり背中を押されたり手をひかれたりして、アセアセしているうちに乗るはずのバスに、にげられちゃった！＞＜
おかーさんがあちこち走り回って、のり逃がした観光周遊バスと同じ道の路線バスを見つけてきてくれたにゃ＠＠
あーよかったホッ。

お窓の外を見ると、あれ？逃がした観光周遊バスが目の前に？？？。
そして、路線バスが悠々と追い抜いていき・・・
予定のバス停降りたら、はるか後ろに観光周遊バスの姿。へへへ。
勝っちゃった～～＼(^o^)／。

着いたところはすごくきれいな松の木のこんもりした公園で、にゃんが初めて見た、立派な日本のお城がお山の上にそびえたって。
「ここ、どこ？」
「そか。にゃんにはどこに行くのか教えてなかったもんね＾＾。島根県の松江っていうところ。
これからあの、山のてっぺんの松江城見学に行くの。にゃん、先に行っててもいいのよ」
え～～～？。
いけるけど・・・
一人で行くのはやだよ。みんなといっしょにいく。

そんなわけで、この度の最初の目的地、松江城見学＾＾

石の段々を、登って登って登って登って登って・・・
ばーちゃん最初の一区切りでぜっはっぜっは＞＜
でも、エレベーターもエスカレーターもないから、登るっきゃないにゃ。

ばーちゃんは杖を持ってきたんだけど、いっつも忘れてアセアセするからって、100円ショップでびろ～～～んって伸びるばねのひもを買ってきて杖とバッグをつなげてた＾＾。
ばーちゃんは右手で杖を突くのに、この一帯は左側通行で、手すりは真ん中にある。
左手に杖を持ち替えててすりにつかまりよちよちのぼるばーちゃん＞＜
杖はつかないで引きずって登ってるよ。

左手で手すりだと杖を突きながら楽に登れるのに、くだり側にいったらだめでしょ？・・・だから諦めてはみたけれど。
まあ手すりにすがったほうが安全だから良しとするけど・・・
下りはどうしよう？・・・

おかーさんとおばちゃんはひっさしぶりの姉妹旅行で、ばーちゃんの存在忘れていたみたい。
後も見ずにさっさかさっさかおしゃべりに夢中。
一区切り上の階段で気が付いて、おばちゃんが慌てて迎えに来てくれた。

どうにかこうにかお城のある大地にたどり着いた段階で、ばーちゃんへろへろ。
まだ一日目の始まったばかりだというのにね。だいじょぶかにゃ・・・



続く

楽しかった～～＼(^o^)／②

はっと目が覚めたのは、まわりがざわざわはじめたから？。
お外を見ると、お水に落っこちそうな低空だ！
なぬ？これは大変！！！

と思った瞬間どっし～～ン！
どしたの？どしたの？
しがみついてお爪たててぶるぶるの怖がりにゃんにばーちゃんが優しく
「大丈夫。無事着陸だからね。＾＾」

安全ベルトを外して、乗った時の逆に赤い坂道をぜっはっぜっはと登って広場に出ると、みんながくるくる回るお荷物の前に集まっていた。
横目に見ながらそこを通りすぎちゃうから、
「あれ？うちのお荷物、おいてっちゃうの？」
そしたらばーちゃん、したり顔で
「あんな大物持って歩くの楽しくないから、もうお宿に送ってあるよ」

3人でニヤニヤしながらいち早くバス乗り場に。
「何分出発ですか？」ってきいたら、「お客さんさんがそろったら」
中はまだガラガラ。
「じゃあ、先におトイレ行っておこう」
女4人旅（ばーちゃん・おばちゃん・おかーさん・それににゃんもね＼(^o^)／）お決まりのコースから、さあ旅の始まり＾＾



③に続く

たのしかった～～＼(^o^)／

いっつもおるすばんのにゃん、やっとばーちゃんの旅行に連れてってもらえたにゃ＾＾
お天気はず～～っと晴れ。
朝の暗いうちにおうちを出て、お日様がだんだんいろんな色になりながらお空を明るくするのを電車の中から見ながらひこーじょーへ。

ものすご～～～～くひろ～い広場に、しっぽを立てて羽を広げたトンボさんのお化け？うんにゃ、でっかい鳥さんの化け物？・・・
よく分からない怖そうな怪獣がい～～っぱい！
それがこれからのるひこーきなんだって(＠_＠;)

しばらく待ってたら、「さ、番号が呼ばれたよ。もたもたして皆に迷惑かけないようにね」
ばーちゃん急いで立ち上がり、杖とお荷物持ってみんなのうしろからひょこりひょこり。
赤い敷物の敷いてある細道が、だんだん坂道になり、ちょっと小走りでつんのめりそう。

やっとたどり着いた入り口で、敷物の端に突っかかりつんのめって、前で待っていたおねーさんにしがみついてセ～～フ＞＜
「もう、言ってるそばから・・・すいません・すいません・・・」
おかーさんに怒られながら、一先ずお席にドっシンコ＾＾。



お席についてお窓からお外を見ると、怪獣が並んでスタンバイ＾＾
どれから動くのかな～～なんてぼんやり見てたらンゴゴゴゴ！！
ん？。ゴロゴロゆっくり動き出した。なんだか怖いよ。急いでばーちゃんの懐のもぐりこんで、お目目だけ出して首をすくめて様子見。

しばらくそんな音が続いていたけど、あれ？音が静かになって止まっちゃった？。
・・・って思ったとたん、どひゃ～～～って程の爆音で音が数倍以上><；
頭からぜ～～んぶ隠れてお耳をふさいで、（こわいよ・こわいよ・こわいよ～～～）

そのうちゴロゴロゴロが収まって、ガオガオわめいていた怪獣の騒ぐ音も静かになり、なんだか気持ちもふわり
「もう大丈夫。お空に浮かんだよ＾＾」

こわごわおくびを伸ばしてお窓の外を見たら、小さなおうちのお屋根がいっぱい。そして細長い高いものが見えたら、
「あ、スカイツリーの上にいる＾＾」
やっと安心できたので、ばーちゃんのお背中に止まって周りを見回したら、だーれも怖がってないし、驚いてもいないみたい。

「一回り飛んでみてくるね」
やじにゃんこだもん。ここで偵察しない手はない。
ふわふわ飛んで座っている人の頭の上を飛んで中を見回していた時に、きゅうにがたがた！

びっくりして飛んで帰ると
「ちょっとの乱気流だから大丈夫」
ばーちゃんはそういったけど、ばーちゃんの懐がいっちゃん安全＾＾
また懐に戻ってのんびりしてたら眠くなっちゃった＾＾。
またね。

最高のお天気なのに…

きょうは朝早くから、ほんっとにひっさしぶりのピカピカお天気＼(^o^)／(*^-^*)＾＾
ばーちゃんお寝坊で、いつまでもカーテン開けてくれないから、お蒲団から抜け出して、一人でおんも遊び＾＾

おかーさんとおとーさんで草取りしたお庭は、小さなまあるいピンクのお花がポコポコいっぱい咲いていた。
ひとっつづつふんふんしながら匂いをかぎわけていったら、ちょっと上からばーちゃんの好きな臭いが・・・
ちょっと飛んでみたら、台の上の植木鉢の中にちいっちゃな可愛い芽が＠＠！

枯れちゃって引き抜かれちゃった空っぽの植木鉢の中に、いっぱいのちっちゃな赤ちゃんパセリ(*^-^*)
寒くなったら枯れちゃいそうにほんとに小さい赤ちゃんなので、早くばーちゃんかおかーさんに教えてあげて、おうちの窓際にお引越ししないと。

・・・そう思っておうちに入ってみても、おうちの中はまだ誰も起きてこなくってシ～～～ン＞＜
足元で急に黄色が「んにゃ～～ん！」
びっくりするじゃないか！。

しょうがない、もう一度お布団にもぐって、ばーちゃんの起きるのを待つことにしよう＞＜。

動きたくないにゃ＾＾。

やっぱりばーちゃんのおなかの中がいちばんあったか＾＾
すっかり寒くなっちゃったので、それに暗い曇りか雨ばかりで全然楽しくないんだもん。

おなかの中にいても、ばーちゃんがお出かけすれば、お買い物にも行けるし、にゃんこのいる大きいお店にも行ける。
楽しそうな場所についたら、ぴょこっと顔を出して、とことこ歩いたりふわふわ飛んでみたりして、窮屈なお腹の中ばっかりの暮らしから脱出＾＾

これから冬に向かうから、にゃんは何にもしないでばーちゃんの懐でぬくぬくして終日ねんねばかりの暮らしになっちゃうと思うよ＾＾。
去年の今頃もそんなもんだったからね＾＾。
でも、今くらいが、少し癌の兆候が表れたころだったんだにゃ。
疲れやすくなってたけど、まだ元気があったんだにゃ。
懐かしいね。