少し疲れたので、お昼にしようと、おかーさんが調べて見つけておいた『丸天うどん』というお店に行くことに。
ナビ君に電話番号を入れて住所も教えてあげてのスタートだったのに、走り始めてすぐに細~~い道に誘導。
いわれるままに数mおきにくねくね曲がらされて、言っちゃ悪いけど貧民窟みたいな突き当りで『目的地近くに着きました。ナビを終了します。』
???。
え?。ここ突き当りだよ。お店なんかない、バラックだらけ・・・。
仕方がないのでおかーさん、こわごわ慎重にバックバック><。
一つ前の角を曲がって、どこかの工場の駐車場をお借りして、ナビ君にもう一度、住所と電話番号を入れなおすと・・・。
今度はスムーズに大きな道を目指し、橋を渡って先ほどのドン詰まりの先にあった川の対岸に渡り、向かい側の大きな商業施設へご案内^^。
う~~ん、ナビ君、確かに『目的地近く』。
川を隔てた向かいに丸天うどん店はあったのにゃ><。で間違いはなかったけど、お車さんは橋がないと、あっち側にあるお店には行けないにゃ><。
まあ、無事にお店にたどり着き、『まる天うどん』といううどんのばーちゃんはカレー味。おかーさんは普通味のうどんで注文。
うどんの上に乗せるてんぷらを選ぶのに、ばーちゃん目を白黒。
だって、うどんに天ぷらってちょっと合わせたことないんだもん。
で、お店の人に聞いてベーコン玉ねぎ天を乗せることにしたのにゃ^^。
おかーさんはキノコ山程の天ぷらだって^^。
その天ぷらが、まんまるなのにゃ^^。で『丸天うどん』なわけ^^。
(にゃん、これで何食ごはん抜きだろ?。羽田で食べた和食と、二日目朝のお寿司に乗ってたおかーさんのまぐろ分けてもらっただけ><。)
お腹がくちくなり、最後の目的地『九州国立博物館』へごー!。
国立、が付くだけにかなり立派な建物。
お車お返しの時間までほぼ2時間。
早速中に入ると、結構見栄えのする大物がいっぱいだったけど、あの、小さな「伊都博物館」のほうが国宝が多いということを発見。
こちらは見栄えのいい「重要文化財が並べられていて、でも、歴史的にはかなり近代に近いもので、古代好きのおか・ばーにはちょっと不向き^^。
それでも、広い館内見終わるのは無理なので、ばーちゃんがくたびれた段階で帰り支度。
3時を過ぎるともう夕暮れ。
風が冷たくて、雨が降らなくって良かったねの状態。
ばーちゃんの頭の中に、『北海ドーは夏も暑くって、九州は秋が冬の温度』
そう刷り込まれちゃったのにゃ^^。
今からお車返して、飛行じょーに送ってもらえれば余裕のよっちゃん。
手続きはすぐ済んで、お隣りのスーパーマーケットで、『九州ナントカ』という名のついた駄菓子を数点求め、時間に送ってくれる車に戻ったら、乗れる席なし><。
送ってくれる運転手さんが、
「人数分の席はあるはずです。お二人分詰めてください。」
前に座っていた人たちがわらわら後ろに詰めてくれて、特等席の最前列が空いたにゃ^^。
にゃんは相変わらず、お車のお屋根からさいごのきゅうしゅうのまちなみかんさつ^^。
10分ほどで飛行場到着。
「もう1泊くらいうろつきたかったね。」
そう言いながら、搭乗手続きを終え、残ったわずかな時間でまだお土産捜し。
でも結局大したものは買わなかったみたいにゃ。
飛行機の座席は来た時と同じ前から3番目。
何かあった時に、足弱バーさんは、さっさとひきずりだせるようになんだって^^。
「窓際は夜だから見えないでしょ?」という理屈で、帰りもおかーさんに譲ってばーちゃんは真ん中の席。でも、夜景もすごくきれいで、(やせ我慢するんじゃなかったかな?なんて内心ちょっと・・・ね。)という、ばーちゃんの内なる声にゃ^^。
そんな二人とにゃんも載せた飛行ーきは暗闇に華やかな光の渦の街の灯を下に見ながら2時間ほどで、もっと明るい光の海に浮かぶ『ハネダ空港』に到着したにゃ。
にゃん3度目のヒコーキ旅で初めて夜の街観たにゃ。
きれーで感動したにゃ。
ばーちゃん今度は何処に行こうかにゃ?。
おしまい。