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勉強部屋

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国語「たけのこぐん」の指導

2007年10月20日 08時07分22秒 | Weblog
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 2年 国語「たけのこ ぐん」の指導
   ~豊かな表現力を養う指導法~ TOSS大好き 山上 徳義
(yamagami315@yahoo.co.jp)
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 新しく始まった2学年。子どもたちに生き生きと学習ができる指導がしたい。
そこで、詩「たけのこ ぐん」を使って次のような計画を立てた。

準備・・・クラスの生活班(3~6名程度)を作っておく。
(第1次)

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 立ちなさい。一回読めたら廊下、2回読めたら後ろ、3回読めたら窓がわ、4
回読めたらすわりなさい。
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 机間巡視しながら、姿勢の良い児童やよい声で言えている児童をほめる。

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 立ちなさい。先生のあとについて読んでいきます。
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 空白の時間がないように、テンポよく進める。

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 教科書の「ぐん」に○をつけます。何個ありましたか。
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 答えを確認する。

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「ぐん」とは、何のことですか?
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 春になり、たけのこが元気よく土から出てくる様子。
 体を使って発表する児童がいれば、さらにほめてあげるとよい。
 (音読させる時も、元気の良さを大切にさせたい)

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 この詩で、来週には音読発表会をします。
今から、生活班ごとに分かれて自分の読む文を決めます。決まったら教科書に名
前を書きなさい。ひとつの文を2人で言ったり、全員で言ってもかまいません。
 今から5分で決めます。
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決まった班から、練習を始める。
ここまでで、1時間終了。

(第2次)
 班ごとに異なる場所を設定し、当日まで練習を知られないようにする。
そうすると子どもたちに独自の発想で取り組みやすいと考えた。
 時間内に一回、担任に発表する約束でそれぞれ練習を始めた。

(第3次)・・・参観日
 発表の前に読み方・聞き方の約束、ワークシート(よいところ見つけ)の
書き方を確認する。

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 それでは、音読発表会を行います。1班から前に出て発表しましょう.
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  それぞれの班が発表する。

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 では、他の班の友だちのよかったところを発表します。
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その後、黒板に書いてあった「たけのこぐん」をちょっとずつ消していく。

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 どんどん消していくけど、分かるかな?
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 消すたびに、全員で読む練習をする。
 何度練習していても、消えていくことで、「えー」「うわー」と言う声が出る。

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 黒板の詩も全部消えてしまったね。全員後ろを見なさい。後ろのお家
の人に向かって大きなこえて読みましょう。
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(まとめ)
 「先生、2年生は元気いっぱいでかわいいですね」と
お家の人にも好評であった。

 反省としては、どの順番で班ごとに発表するかを連絡しなかったので,
兄弟のある保護者が見に来こられた時に終わっていたことがあった。
発表会等をするなら学級通信を使って、あらかじめ内容と発表順序を
知らせておくと必要があると感じた。


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