Happy trivial round

3人家族。大阪在住。

東大寺三月堂と戒壇院。

2006-01-09 20:42:45 | 仏を見る
1/8 まだ続く、仏像見学。
この後また東大寺の敷地に戻り三月堂へ。
ここは不空羂策観音が本尊でその周りに仏像ずらり。お堂の中にぎっしり全部で16体。ここは仏の皆さんに向かって畳敷きに腰掛けられるようになっていてゆっくり見れます。
お寺の人の説明によると不空羂策観音は、豪華な冠を被っていてここに勾玉があるから、東大寺のお守りは勾玉なんだそう。そして合わせた手と手の間に水晶。真正面から見ないとこの水晶は見えにくい。
それにしてもなんとまあ、豪華な・・・。
ここにある仏像全部がワンセットとして作られたわけじゃないのでそれぞれが色んな雰囲気を持っていて一体ずつ見ていくのが面白い。唯一見れなかった執金剛神像は秘仏、12月16日のみ公開。パンフレットによると何だか怖い顔。
こういうのが見たい私は是非この公開日にも行ってみたいもんだ。
そして、ここでも気になるのはやっぱり四天王。ほんま、お寺によって色んな四天王がいて面白い。
しんしん冷える中ゆっくり見たところで外に出てぬまちゃんポスター発見、「これが見たい」と。
で、ぬまちゃん自ら「あのポスターの像はどこにあるんですか」と質問し、戒壇院を教えてもらう。この辺りでぬまちゃんの見仏魂、結構燃えていることを知る。

で、戒壇院へ。これも東大寺の一部。
ここには四天王がいます。ぬまちゃんが「一目ぼれした」という廣目天は、リアルで人間みたい。他のところで見たガッと怒った顔の四天王ともちょっと違う。
指とか華奢な感じで女の人の手みたい。
これまたぬまちゃん積極的に受付のおじさんに塑像とは何か、この仏像の作られ方を質問し、私も一緒に説明を受ける。どうやら説明によると木製ではなく、粘土で出来ているからやり直しも効くしモデルに忠実にリアルにできたからこんなに人間っぽいらしい。なるほど。
またゆっくり見ていると、今度はぬまちゃん仏像好きのおじさんに「ここの廣目天いいですよね~」と話しかけられ、「ほんまカッコいいですね~」と、仏像慣れしたコメントを返しており、びっくり。あんた、いつの間に。

帰り際「朱印帳を集めたい」とも言い出し、夜はベッドの中で今日もらったパンフレットを復習していた。

この日、偶然若草山の山焼きでしたが、寒いし夜まで時間を潰せる自信もなかったのでとっとと帰宅しました。

で、帰ってから早速「見仏記」の東大寺、興福寺のページを復習。
東大寺の見所は偶然にもちゃんと見れてました。
興福寺は、行かなかった国宝館が実はかなり良かったらしいことが判明。
次回は絶対行かねば。

最新の画像もっと見る