ぬきもの日常

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第一子出産してきました。

2015年09月26日 | 日常

8月17日に第一子の長男を出産してきました~(´∀`*)

長男、爆誕です!(`・ω・´)

出産時のことをつらつら書いていこうと思います~。

 

 

8月17日

 

9:00

胎児発育遅延だったため早めに予定入院を組んで陣痛促進剤で出産しましょうということで、病院へGOしました~。

 

9:30

手続きが終了し、さっそく病棟へ行きます。

お部屋のベッドへは行かずそのまま分娩室へとご案内されエコーの検査やら処置が開始されました。

赤ちゃんはエコーでは2100~2200gぐらいとのこと。やっぱ小さいです(´;ω;`)

 

今回、下手に知識あると思われるのもイヤーンだったので自分が看護師であることは外来でも言わずにきていました。

何も知らない一般人のふりをして濃厚な指導をしてもらおうという目論見(笑)

相手も気を遣うかなっていう気持ちもありましたし!

エコーが終わり、処置の準備で待たされている間にナースさんに声をかけられました。

 

看護師さん「母子手帳見たんですけど」

私「はい」

看護師さん「看護師なんですねー(笑)」

私「あ、バレちゃいました?(笑)」

 

病棟到着後、ものの30分でバレてもうた(笑)

 

看護師さん「どこの科にいたんですか?」

私「消火器と循環器にその後は外科内科の混合病棟です~」

看護師さん「じゃあバリバリですね!」

私「(゜Д゜;)(やべっ)あ!でも婦人科は全然分からないですぅ!」

 

と、慌てて婦人科の知識そんなにありませんアピールに必死になりました(笑)

後日この会話を聞いていた別の看護師さんに「面白くて笑っちゃいました(笑)」と言われたり(笑)

 

10:00

まずは子宮口拡張器の挿入です。

陣痛促進剤はまず子宮口を開いてからの使用になります。

出口が開いてないと陣痛起こしても赤ちゃんが出てこれなくて苦しいですからね(´∀`*)

そしてラミナリアという子宮口拡張器を挿入。

痛い痛い痛い!!!!(゜Д゜;;;;)

1本1本の挿入の度に、冷や汗と脂汗が出てきて着ている服がびっしょりになるぐらい痛かった!(゜Д゜;)

挿入前に読んでいたとある人のブログでは4本って書いてあったからちょっとの我慢と思って耐えてましたが

 

医師「5本目入りました~。7本目~。10本目~。」

 

と、どんどん本数の宣言が続いていき絶望した。

 

私「先生、痛いです、すごく(涙目)」

医師「痛いですよねー、頑張ってー(^ω^)」

笑顔で言われたよ(`・ω・´)チキショー

 

辛すぎて途中で「え?何本くらいこれ入れるんですか?」って聞いちゃったよ。

明確な数字がないと耐えられそうになかったんです(つД`)

まぁ医師には「ちゃんと入れないと開かないからねぇ」とはぐらかされましたが(笑)

入れてみなきゃ何本入るかは医師だって分からないですもんね。分かってたけど聞かずにはいられなかったです。

結局合計12本いれたところでストップし安心したところ

 

医師「夕方にまた入れ替えしますねー(^ω^)」

 

今度こそ絶望した。

しかも入れ替え後はもっと本数増やすんですってよ奥様。

拷問されている気分です。

 

入れた後は陣痛も自然と誘発されたみたいで5分間隔で生理痛のめっちゃ重いような鈍痛が続きました。

お腹も今までの7~8倍くらいの強さで張って、痛かったり引いたりを繰り返していました。

処置が終わってから案内されたのは陣痛室。

どうやら病棟到着から出産が終わるまでは陣痛室での管理となり、旦那意外とは会えないことが判明しました。

シャワーも入れないそうで、家出る前にシャワー浴びてきたのは我ながらナイス判断でした(`・ω・´)b

拡張器挿入してから出産まで2~3日かかるって言われてたから、てっきり入れた後は病室で過ごすのかと入院前は思ってました。

でも実際入れたら陣痛室管理なのも体で納得しました。

こんなの一般床にいるの無理っす!

 

17:30

ずっと軽い陣痛にふんふん唸りながら、付き添ってくれている旦那が腰をさすってくれたりして過ごしていました。

そろそろまた恐怖の入れ替えをするために看護師さんが血圧を測ると168/90に急上昇してました。

分娩室へ急きょ移動となり、医師やら看護師さんたちが慌ただしく動き始めました。

自動血圧計が巻かれ、時には190/100台になることも。

心臓がハクハクして胸苦しさはありましたが、他にこれといって症状はなかったです。

しきりに看護師さんに頭痛がないか聞かれてましたが、脳出血を心配しての質問だったんですね。

このままでは母体も脳出血を起こしかねないのと、胎盤の血流も悪くなり赤ちゃんも危ない、ということで帝王切開に突如変更となりました。

めっちゃ不安そうにうろたえる旦那。

「大丈夫だよ!医者がそのほうが良いって言うんだから任せとけば平気だよ!」

と励ます私。

その時は、あれ?なんで手術受ける側の私が励ましてるんだ?って笑ってたけど

今思えばパートナーがそんなことになったら心配で不安にもなるしうろたえますよね。ありがとう。

 

帝王切開になったとはいえ、とりあえずは入ってるラミナリアを抜かないといけません。

この抜くのがまた酷く痛かった(´Д`;;;) 

痛みで抜いてる最中足と顎が痙攣してガクガクして止まらなかったです。

でも帝王切開に決まったのがラミナリア2度目を挿入する前で良かった(´Д`;)

あの痛みをまた体験するぐらいなら帝王切開のほうがいいって今でも思います( ´_つ`)〃コクッ

それぐらいラミナリア辛かった。

1回目の挿入で3センチしか子宮口開いてなかったし、下手するとさらに入れ替えもありそうだし。無理ぽ!

不幸中の幸い!

 

18:50

ストレッチャーで搬送されながら手術室に移動。

移動中旦那が手を握っててくれて心強かったです(´ω`*)

旦那は外で待たされ手術開始。

一人になるとだんだん不安になり怖くなってきました。

麻酔がかけられて痛くはないけどお腹がめっちゃ引っ張られてるのは分かりました。

腰椎麻酔だから意識はありますよー。

怖いもんは怖いから「早く終われ~」ってことばかり考えてました。

この時、外で待つ旦那に定期的に看護師さんから中の状況が知らされてたそうです。

いい看護してますねぇ。旦那もかなり安心できるしありがたかったそうです。

 

19:30

赤ちゃんが誕生しました。

小さめだけどしっかりと可愛い産声が聞こえてきました。

その瞬間に涙があふれてきました。

産んでよかった。無事生まれてきてくれて良かった。

こんなに可愛いと思えるなんて。

 

ちなみに産声の瞬間に泣いたことをしっかり看護師さんから旦那にバラされました(笑)

 

旦那も手術室に通され親子3人でご対面。

赤ちゃんを胸の上に乗せたり写真を撮ったりしました。

赤ちゃんの声がほんと可愛い(´ω`*)

2230gの男の子。小さいし腕も足も折れちゃいそうな細さです。

 

そして私は睡眠剤を使われスヤスヤしました.

 

22:30

目が覚める。

旦那がまだいてくれてて、病室へ移ったと教えてもらいました。

面会時間も終わっているため旦那はここで帰っていきました。

 

血圧がまだ下がらずもう片方の腕にも点滴の針を追加することに。

普段は練習台になれるぐらい血管太いのに、こんな時に限って細くなっちゃってて4回失敗されました(´;ω;`)

看護師さん手間とらせてすみません(´;ω;`)

 

8/18

2:00

夜中は何度も1時間ごとに目が覚め、朝かな?と思い時計を見るとまだ夜中の2時で絶望しました(笑)

この時体にいろいろ機械がくっついてて自分で寝返りも打てなくて寝苦しかったんですよ(´Д`;)

ёついていたものリストё

・両手に花ならぬ、両手に点滴(ポンプとシリンジポンプという微量に薬剤を行くための機械付き)

・酸素マスク

・酸素飽和度測定器

・心電図モニター

・24時間自動血圧計

・尿道バルーン

・エピドラ(背中に管を入れて持続的に麻酔を行くためのもの)

・両下肢に空気圧で自動で圧を加える機械(名前忘れた)

 

どれか1つでもいいから、一分でも早く外れてほしいって気持ちしかなかったです。

なんでもいいから起き上がりたい。寝返り打てないから背中が痛いっす。

お腹の傷の痛みは麻酔もあってあまり苦痛じゃないんですが、それよりも動けない体のこわばりのほうが辛かったです。

早く外したいアピールを朝方に様子を見に来た医師や看護師さんにアピールしまくってました(笑)

 

8:00

旦那が許可をもらって朝一で面会に来てくれました(´∀`*)

やっぱり旦那の顔を見ると安心しますねぇ。

仕事を1時間出社を遅くしてわざわざ来てくれた旦那に感謝です。

でもぐったりしてたから話した内容は早く機械が外れてほしいって言ったことしか覚えてないです(笑)

 

10:00

酸素マスクが外れました!

念願のまずは1個外れた状態!

酸素マスクがなくなっただけでもありがたい!

すごいずれるし邪魔だし嫌だったんですよー!

 

11:00

尿道バルーンと心電図、自動血圧計、酸素飽和度計、下肢のマッサージ器が外れる。

念願の離床タイム!!

看護師さんに付き添ってもらいながら立ち上がるけど、ふらふらしてもう一度ベッドへ逆戻り。

出血量が500mlちょいだったかな?

軽く貧血だったのと長時間横になってたから起立性低血圧になったっぽいです。

トイレへは車いすで連れて行ってもらいましたが、初めの2回くらいは行ってもお小水が出ませんでした。

おお、これがバルーン抜いた後の尿閉状態か!と、自分の体で体験できたことを一人で感激してました(笑)

いろいろな機械が外れて自由度が上がったけど、両手に点滴が入ってる(しかもシリンジポンプつき)からすんごい動きにくいです(´;ω;`)

そしてちょっとでもお腹に力が入る動作をすると傷がめっちゃ痛い。

起き上がったり座り直したりが辛いです(´Д`;)

 

14:00

赤ちゃんとようやく再開。

看護師さんが部屋に連れてきてくれて授乳にチャレンジしました。

まだ乳管の開通は1本くらいで、おっぱい絞ってみてもちょこんと垂れもしないおっぱいが一粒染み出てくる程度です。

まずは出なくても吸ってくれることが大事なので(そうすることでおっぱいが出るようになっていく)おっぱいをあげてみました。

しかし乳首を咥えるだけで吸ってくれず(´;ω;`)

まだ体力もないししかたないよね、と思いつつも10mlの哺乳瓶のミルクは食いつき半端なく良くてあっという間に飲み干しました(笑)

(`・ω・´)こんにゃろ

 

15:00

母と旦那の両親が面会に来てくれました~

両家の母たちが赤ちゃん抱っこしましたがお義父さんは「小さすぎて怖いからいい」と抱かなかったそうです(笑)

お義父さん可愛いな(*´д`*)

 

1日中うとうとと眠くて話してる最中にも寝そうなぐらいでした。

 

17:00

再び授乳。

乳管の開通が2本に増えてました!

赤ちゃんに吸わせたとたんに本当に増えるもんですね~!

女性の体ってすごい!!

えも授乳中もすんごい眠くて赤ちゃん落とさないように睡魔との戦いでした。

 

21:00

点滴が1本抜けて左腕だけになりました。やったぜ!!

まだ血圧が安定していなかったのでシリンジがついたほうの血圧の点滴はまだまだ抜けないようです。

 

8/19

9:30

エピドラが抜けました。

これでついちるものは点滴のみになってかなり自由度アップ!!

看護師さんの付き添いなしでも歩いてOKとなり超うれぴー♪

今までトイレもいちいちナースコール鳴らして付き添ってもらわねばならず申し訳なかったんですよー(´д`;)

お腹の痛みはあるけどかなり動きやすくなりました!

比較的すいすいトイレまで歩いてたら看護師さんに術後2日目の人の動きじゃないと言われました(笑)

 

こっからは入院中のできごと。

 

入院中、毎日旦那と母が面会に来てくれてありがたかったです~

旦那が疲れ切ってて私のベッドに横になって寝ることもしばしば。

看護師さんが来ても旦那起きず(笑)

旦那が寝てる横で私も赤ちゃんに授乳をしてたらウトウトしてきて授乳したままスヤスヤしちゃいました(笑)

目が覚めると赤ちゃんもおっぱい咥えたままスヤスヤしてました(笑)

親子3人で病院のベッドで寝るという珍プレー(笑)

 

授乳後は赤ちゃんのゲップ出すのに早く出してーって気持ちがはやって、いつの間にか無意識にすごい速度で背中をポンポンしてました。

母に「速すぎ!」って言われてようやく速く叩きすぎてたことに気が付きました(笑)

10秒に何回拍手できるか競う!みたいな速さになってた(笑)早すぎぃ!

それにしてもゲップをさせる時の我が子の顔が疲れ切ったサラリーマンみたいで笑えます(笑)

 

授乳4日目くらいかに寝ている間にお乳がすんごい張って、横向きで寝てたら腕で押されたことで射乳してパジャマがビショビショになりました。

どこぞのふなっしーじゃないけど乳汁ブシャー!な状態に(笑)

 

入院中に授乳室で顔を合わせるママさんたちと仲良くなりました~(´∀`*)

みんな抱える悩みは一緒なのですごい盛り上がります!

連絡先交換し合って今もラインでみんなで悩み事やら情報共有したりしてます(*´∀`*)

とっても心強いです(´ω`*)

 

退院が決まった時はつい看護師さんに向かってつい

「やった!シャバだー!!」

ってガッツポーズしたらその後「シャバの人」とほかの看護師さんにまで話が回ってました(笑)

恥ずかしい(*ノωノ) イヤン

でもやっぱ病院よりも家が一番いいです。

 

入院中はこんな感じですね~

退院後は実家(家から徒歩10分の距離(笑))に1か月ほどお世話になりシルバーウィーク入る時に家に帰りました~

今後は長男含めた日々の生活のことをまた書いていきます~!