11月3日、琉球王朝祭り首里(旧首里文化祭)が催されました。12:54、「お殿様のお通り」を告げる声に続いて、首里城正殿に通じる「奉神門」から、摂政や三司官を従えて、国王と王妃が登場しました。そこから「首里森御嶽」前まで行き、出発の祈願をしました。
周りは、カメラを手にした見物人でいっぱいです。会場整理のボランティアが、「通路をあけてください」と呼びかけています。
その後、「広福門」「漏刻門」「瑞泉門」「歓会門」方面へと下りていきました。「歓会門」前の広場や「守礼門」への通路は見物人で混み合っています。県内外からの観光客に混じって、中国、韓国、欧米系等、外国人の姿も見られます。
13:13、国王と王妃が姿を現しました。「歓会門」から「守礼門」に通じるところで立ち止まっています。「王妃様、きれいだね」という声が、あちこちから聞こえます。その間、「園比屋武御嶽」で祈願が行われていました。そこから歩いて「守礼門」をくぐり、しばらく休憩となりました。
13:41、国王と王妃が「御轎」に乗りました。13:46、「御轎」は、それぞれ、10人の担ぎ手とともに、ゆっくり移動し始めました。「御轎」の左右には、大きなうちわをもった人がついています。古式行列のコースは、「首里城正殿の儀式→歓会門→守礼門→池端三叉路→旧県立博物館→首里公民館祭り実施本部前→鳥堀交差点」となっています。
…「那覇ハーリー」「那覇大綱引き」と並ぶ那覇三大祭りの一つ、「琉球王朝祭り」の最大の呼び物…古式行列は、王国時代に国の安泰と農作物の豊作を祈願するために、正月の三日、国王が馴染みの深い三つのお寺、すなわち近在の円覚寺、天王寺、天界寺を参詣する初行幸の儀式「国王御三ヶ寺参詣行列」(下図)を再現したものです。…古式行列そのものの起源は、500年前の尚真王時代に、三司官の毛氏澤岻親方が中国より最上の金張りの駕籠「御轎(ウチュウ)」を購入して本格的に始められたといいます。(首里振興会、古式行列:http://syuri-sinkoukai.com/kosikigyouretu.html)
○正殿から歓会門へ…
01-1103-1254
04-1103-1255
07-1103-1256
○歓会門から守礼門へ…
08-1103-1313
09-1103-1313
11-1103-1313
12-1103-1319
13-1103-1320
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○守礼門→池端三叉路→旧県立博物館→首里公民館祭り実施本部前→鳥堀交差点へ……
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