昨晩は20時前に布団に入り、深夜にトイレに行くこともあったが、概ね熟睡出来た。アラームが鳴った2:30に起床。
先ずはジオラインEXP上下を着た。これで寒さ対策はバッチリだろう。毛布や布団を畳んで部屋の整理をして1階へ。
今日もペアレントは笑顔で見送りに来てくださった。今回で15年間連続で元日未明にペアレントに見送ってもらっているわけだ。
石和温泉ユースホステルはステキなお宿です。是非ご利用ください。
庭に出て空を見上げると、街中でも☆がキレイに輝いている。昨日の天気予報はどうなったのだろうか。
この日も20号のすき家へ。この時間の客は私だけだった。カレーとサラダの朝食を済ませ、リスタート。
運転していると予定通り徐々に出そうな感じがしてきたのでセブンに寄った。この店舗がウオシュレットであることはチェック済みなのだ。この日もちゃんと出た。アレとLGのお陰に違いない。
コーヒーを注文してテルモスに移した。おそらくはスゴく寒いので、日の出前はお湯を沸かす気になれないだろう。この時間に入れておけば保つはずと言うわけだ。
あわせてセブンの駐車場でザックの中身を整理して、登山口駐車場からすぐ出発できるように準備した。
リスタートしてから精進湖ラインの凍結なども心配だったが、道路はずっと乾いており、まったく問題なかった。
また、月齢13のほぼ満月が輝いており、今日の午後これが昇ってくるときはもう少し丸くなるのだと期待を抱かせた。
本栖湖の駐車場が近づくと車が一気に増えた。今日も地元のおじ様達が赤色棒を降りながら誘導していた。一昨年よりもかなり奥に案内されたが、まぁ仕方ない。
まずはハッキンカイロに火を点けてポケットへ。これでしばらくすれば暖かくなり、ダイヤタイムまでその暖かさが保たれるはずだ。
車内冬ウェア上下に着替え、ネックウォーマーとニット帽を被った。最後に念入りに体操して準備OKだ。
続々と車が入って来る中で4:35に出発。ラジオはポケットに入れていたが、午前中は一度も使わなかった。
今日も多くの人たちが歩いているので道に迷うことは無い。公衆トイレに寄って小用を済ませ、早歩きで進んだ。
4:49に登山口を通過。ここからの木段歩きは結構しんどいのだ。
一昨年と同様登山道に凍結箇所は無く、重登山靴ではなく軽いトレッキングシュースを履いていたので、いつもはカメ歩きの私だが、追い越すことの方が多かった。また、ジオラインの効果が出てあっという間に暑くなった。
ヘッデンの灯りでも普段からの登山者とイベント感覚でやってきている人の格好の違いははっきり分かった。彼女がへばって彼氏が介抱している様子のカップルを見たが、彼らの格好は町歩きそのものだった。石仏より上に行かない方が良いのではと余計なことを思ったりした。
5:13 ベンチへ。
大急ぎで三脚を設置してデジイチタイム!
富士を照らしているのは大分下がってきた月の光りだろう。
一つ目のオニギリを食べ、テルモスの白湯で飲み込んだ。汗が冷えてこないうちにリスタート。
5:43 石仏の東屋へ到着。
ここでも大急ぎで三脚をセット。地平線が少し明るくなってきた。
どんどん人が押し寄せてきた。長居は無用だ。ここではテルモスのコーヒーを飲むだけでリスタート。
ジグザグに付けられた登山道を進みつつ、三脚をセットしても邪魔にならなそうなポイントを探した。
6:02 東屋から10分ほど上で。赤みが増す中で麓の街灯りが見えてきた。
んん、これは! ヘッデンの灯りに照らされた樹氷を見つけた。
カーブにザックを置いて、また三脚をセット。そのまま撮っても見えないのでフラッシュを使った。
6:26
6:30
夢中になって色々とアングルを変えて多くを撮影し、この近辺でかなり時間を使った。今年で4年連続、通算9回目の竜ヶ岳だが、こんなにはっきり樹氷が出たのは初めてだ。ラッキーだった。
足下はこの通り。びくびくしながら歩きたくないので、登りだがチェーンアイゼンを履くことにした。
大渋滞(^^ゞ
樹氷と富士を撮りながらノンビリ進んだ。
後から来る人の邪魔にならないところを選んでデジイチでも撮影。
御坂の山々に光りが射してきた
ササヤブの中に三脚をセットした人たちを見るようになってきた。確かにど真ん中を意識しなければこの付近でも十分だよね。
7:05 北側登山道の分岐
この付近にも樹氷がいっぱい♪
取り敢えず一昨年撮ったポイントを目指してみた。あの辺だが、ずいぶん人が多いな。
一昨年は親切な方が少し場所を空けてくれたが、今回はその隙間も無さそうだ(^_^;)
樹氷の撮影に時間をかけすぎてここに着くのが遅くなったのだ。仕方ないよね。
来た道を引き返し、三脚を設置できそうな所を探した。
北口登山道分岐を越え、さらに下で、過去にカメさんがササヤブをかき分けて作ったと思われる場所を見つけた。
数分後、ソロ男性がここに来て良いかと尋ねられたが、勿論OK。私が独占して良い筈は無い。彼はここに来るのは初めて、ゴツいデジイチを持っていたが、手持ち撮影だった。私も基本は手持ち、ここぞと言うときだけ三脚を使った。
ところで、いつもなら大急ぎでモンベルダウンを着込むのだが、この時はその必要性を感じなかった。すっかり明るくなり、風も無いため、そこまでの寒さを感じなかったのだ。
ここで二つ目のオニギリを食べ、テルモスの白湯で飲み込んだ。
7:26 ダイヤタイムまであと20分ほど。
たまたま見つけたが、ササヤブを前景にした竜ヶ岳らしいポイントで撮れそうだ・・・とこの時は思っていた。
7:33
富士ばかり撮っているのは勿体ない。樹氷を切り取ってみた。
7:42 あと少しだぁ
7:44 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
※ ゴミが消せません(;。;)
この辺りまで撮ってみてふと思った。これでは例年と同じじゃん!
・・・
数m後方へ移動して樹氷を入れてみた
一昨年撮ったポイントではこの撮り方は出来なかった。ここを撮影ポイントに選んだのは偶然だが、樹氷を入れてダイヤを撮ることが出来、ラッキーだ。
電波オフを解除し、スマホで撮影して「明けましておめでとうございます」とアップした。
んん、着信だ。誰だろう・・・あ、ヨッシーさんだ!
午後思親山のパール富士を一緒に撮りに行く約束をしていたのだが、どうしたのだろう。
折り返し電話してみた。彼は根原から登り、大混雑のこちら側と違い5,6人としか会わずに歩くことができた。樹氷を撮りながら山頂まで到着し、割れるダイヤもゲットしたとのこと。
※ 詳細は上に彼のレポのリンクを貼っているので、ご覧ください。樹氷、ダイヤは勿論、私がホントは撮りたかったのですが、混雑で初めから諦めていた影富士とアースシャドウの南アルプスも撮っています。さすがです。
人が多すぎてここで合流するのは無理。写ば写ばで会うことを約束した。
と言うわけで9回目にして初めて山頂を踏むこと無く早々に下山開始。(8:01)
この風景を見ながらじっとしてはいられない。他のハイカーの邪魔にならないように意識しつつデジイチタイム! ※ ゴミを消すのは諦めましたm(_ _)m
帰りも渋滞・・・
前を歩いていたザックから三脚がはみ出ていた若い男性はスニーカーを履いており、この画像のしばらく後で思いっきり転んでいた。仲間からの問いかけに「大丈夫です」と答えていたが、無理してたんじゃ無いかなぁ
8:38 石仏の東屋へ。ここで休もうかとも思っていたが、大混雑にそれは諦めて先へ
良い天気だぁ。日向はポカポカして心地よかった。
8:56 ベンチへ
ここにも数人が休んでおり、ベンチはふさがっていたが、倒に腰掛けることが出来そうだ。少し前からハラが減って仕方なかったので、ここでカップ麺タイム。
近くに居たソロ男性にシャッターをお願いした。自分を撮っておかないと、この日どんな格好だったのか思い出せないのだ。
食事中にここを通る人々を観察していた。登りで見かけたようにほぼ街着の人も多く、中には小学校低学年位の子供達も歩いていた。何度も登っているから分かるが、今回はたまたま気温もそれほど低くなく、凍結もそれほど無かったのだ。もし子供に何かあったらどうするつもりだったのかな・・・
ここから見る本栖湖、後方の南アルプスの眺めは大好きだ。
北岳付近は強風が吹いているようだ
アイゼンを外してリスタート(9:28)
9:43 登山口へ戻ってきた。
帰りも公衆トイレで小用を済ませた。
9:53 駐車場へ。ここからタントまで百mほど歩かなければならない(^_^;)
続く
普通のダイヤだとそこまで行く気になれませんでしたが今回は確実に失敗したと思いました。行けば良かったと後悔の連続です。。。
そうそう樹氷にならないでしょうからレアなお写真ですよね。
また今年の12月や来年1月上旬に竜ヶ岳ダイヤモンドのチャンスはやってきます。その中で気温が下がった翌日に狙えば、ひょっとして・・・
のぞむ さんほど 素晴らしい画像ではないですが、私なりに「霧氷とダイヤモンド」のコラボレーションを撮影できて大満足です。
元旦から、こんな素晴らしい景色見たら、絶対 今年は良い年になるって 確信しました。
本年も何卒よろしくお願いします。そして、また、どこかでお目にかかれることを楽しみに致しております
2018年が良い年でありますように
なお、こちらを参考にして丹沢からのダイヤモンドもいかがですか
http://www004.upp.so-net.ne.jp/tanzawa/highlite/diamond.html