一小節の独り言 ~Naoto Nozaki's official blog~

予想外

今更ではありますが。これを鑑賞しました。



あのね。
これ、凄く興味があったんですけど、なぜ今頃まで観なかったかと言いますと、福田監督の作風が個人的にあーんまりハマらないんです。
で、しかも大好きな三国志となると、こりゃあハッチャメチャされるのも嫌だしなあ・・・と。

が。
驚きました。 観てみたら、思ってた以上にちゃんとしてた
正直、観た後で「ざけんなよ~~」とボヤく事を覚悟してたんですけど、ちゃんとしてた。
ふざけてはいるんだけど、いや実際こういうことかもしれないな、とすら思えるスレスレの範囲でうまく納められてる感じ。 
ことに主役として描かれる劉備という人は、わたし相当のボンクラでダメな奴だと思っているので、あの大泉洋さんの劉備はまったく違和感がなかったし。
いやあ、福田監督、やれば出来るんじゃないの・・・ (ナニサマダ)




わたくし、かつて中国にちょこっと留学したんですが、中国へ行くのに「三国志」を知らないというのはいけない、と吉川英治版の三国志を読みまして。 すっかりハマりまして。
遂に中国本土で原書の三国志を買ってくるまでいきまして。



なので三国志の映像化には結構きびしいんですけどね。 
この「新解釈・三国志」はアリだったなあ・・・・

欲を言えば、最後の最後でみんながちょっとカッコよく描かれているのがね。
なんか急に本家三国志に媚びを売ったような気もしなくもなかったですけど。



いやあ、また吉川英治版、読み返してみようかなあ・・・


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