浜松市美術館で、「ディズニー・アート展」が開催されてます。
2005年に、千葉大学から、ディズニーの幻のオリジナル原画が200点以上、奇跡的に発見されまして。何でも1960年に日本で展覧会に出品された後、千葉大に移管され、そのまま眠っていたものだったそうで。
そのまま眠るか? 普通・・・ (・・?
ま、それはともかくとして。
これを期に、ディズニー所蔵の門外不出だった原画やスケッチ約300点と、この千葉大コレクション150点を合わせた展覧会が実現した、というわけ。
さすがにディズニーと言えば老舗中の老舗。ご注文もなかなかうるさいようで、会場の細々とした事は勿論、チラシやポスターにまで強烈に細かい指定があったりと、主催者側にとっては大変な企画だったようですが、その代わり出品された作品はまさに幻、今後少なくとも数十年は見る事ができないだろう、というものが来日しているんだそうです。
今回だって日本で現物を見られるのは40年以上振りなわけだしね。
で、色んな事情から、開催は札幌・東京・大阪、それとどういうわけか浜松。 名古屋来ないんだって。
そんな貴重な展覧会であれば見ておかねば!と、今日休みを利用してわざわざ浜松まで観に行ってきました。
あのねえ、これとっても良かったっす。
映画に使われた背景画やコンセプトアートも、それはそれは見事なものだし、キャラクターの制作段階でのスケッチなども興味深いし・・・・
「ピノキオ」や「ダンボ」や「眠れる森の美女」や「不思議の国のアリス」や「ピーターパン」、「ファンタジア」や初期のミッキーマウスなど、お馴染みの作品がこんな風に、1から創り上げられていったんだなあ、という過程を垣間見る事ができてね。
いやあ、いいもの見せてもらいました。 わざわざ雨の中をはるばる出掛けた甲斐がありましたです。
ちょっと気持ちが豊かになったような、いい休日でした♪