上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

早池峰(東北三山を歩く その3)

2017年07月23日 | 山2017


【山 名】早池峰 1917m  (岩手県)
【日 程】平成29年 7月21日(金)
【同 行】中
【天 候】晴れ
【ルート】大和坊5:50=====6:20小田越峠P 6:30------8:25山頂8:45---10:20P
【行 程】 L=5.6km +-810m 行動時間4:20
【地 図】地図はこちら
【温 泉】東和温泉 550円


 

 3
 宿への宿泊者は我々2名
 宿の女将が早立ちすれば小田越峠まで車で行けると
 朝食を早めてくれたおかげで峠を越えた箇所に駐車できた


 
 
 小田越登山口
 今日も朝の内はガスに囲まれての出発



 
 蛇紋岩の登山道は良く滑る
 ガスに覆われるも濡れてないことは幸い
 樹林帯を抜けると高山の花々が次々と現れる



 
 キンロバイ
 あまり見かけない花で調べると
 至仏山や早池峰など高山の蛇紋岩で見られるとある



 
 イブキジャコウソウ



 
 ホソバツメクサ



 
 タカネナデシコ



 
 ガスが晴れると日差しは強い
 岩の間に様々な花を見ることができた



 
 
 ナンブトウウチソウ(南部唐打草)
 ハヤチネウスユキソウ、ナンブトラノオ、ナンブトウウチソウは蛇紋岩質の早池峰の固有種
 今回、この三種が見られたことは幸いである



 
 チシマフウロ



 
 ミヤマオダマキ



 
 ハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草)
 早池峰山にのみ自生。夏に薄雪を被った様で素敵な花である


 
 


 
 ミヤマアケボノソウ



 
 サマニヨモギ(様似蓬)
 タカネヨモギに似るが早池峰のものはサマニヨモギらしい



 
 五合目 御金造
 


 
 山頂はガスに包まれているが
 風があり蒸し暑さを飛ばしてくれる



 
 タカネサギソウ??



 
 ミヤマアズマギク
 尾瀬・谷川で見ればジョウシュウアズマギク。ミヤマアズマギクより小さい。




 
 キバナノコマノツメ



 
 こんな岩場もありますが難所はここだけ



 
 剣が峰分岐
 ここから湿原が始まる



 
 マルバシモツケ



 



 
 湿原のヨツバシオガマ



 
 ハクサンチドリ



 
 山頂が近づくと雲の切れ間に避難小屋が見えた



 
 咲き残っていたチングルマ



 
 避難小屋  携帯トイレ専用のトイレがある



 
 今日も山頂から遠くは見えない



 
 山頂 幾つも剣が建っている



 
 避難小屋内部



 
 ミヤマシオガマ



 
 ミツバオウレン



 
 イワカガミ



 
 幾種もの高山植物を堪能し下山
 振り返れば次第にガスが晴れて来た



 
 ナンブトラノオ(南部虎の尾)
 



 
  



 
 尾根筋が河原坊からのルート
 昨年の大雨で崩落し現在通行止め



 
 小田越峠登山口まで戻るり振り返れば
 山頂まで晴れ渡っていた


 
 
 早池峰神社に参拝して
 3日間の晴れと登山の安全を感謝し帰宅



 
 枝垂れ桂

   



 


 昨年のリベンジを果たすべく東北への山旅
 幸い梅雨の晴れ間の様な3日間でした
 宿泊した「あみはりロッジ」と「大和坊」は共に親切で
 料理も美味しかった
 車中泊で登山する人が増えているそうですが
 宿のオーナーとの会話も山旅の楽しみであります
 
 
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2 コメント

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Unknown (俄歩人)
2017-07-25 17:02:55
 春の山スキー(八甲田山)に続く 八幡平、岩手山、早池峰山・・・
北東北のよい山旅でしたね。
山の個性と見るべき花が調和している東北の峰々に
充足されたことと拝察します。

 7月の東北は 時としてゲリラ豪雨に襲われ、
なかなか計画通りにならなかった体験が多いのですが、
今回は恵まれたようで何よりです。

 南北アルプスのように テン泊や小屋泊まりを続ける縦走と異なり
ひとつ山ごとに 登山口に宿を求める旅も 遠征ならではですね。
 ご活発な活動に拍手!
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我歩人さま (noyama)
2017-07-26 17:16:26
いつもコメントありがとうございます
今回の三山、何れも以前に悪天候の登頂で
ガスに覆われるとはあっても、おおむね晴れた今回は良い思い出となりました
特に形の良いハヤチネウスユキソウは素敵でした

まだまだ、季節を変えて行きたい山々は沢山あるので体力保持に努めたいと思っております
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