上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

 尾瀬ヶ原(ニッコウキスゲ見頃)

2022年07月21日 | 山2022


【山 名】尾瀬ヶ原 (群馬県)
【日 程】2022年(令和4年)7月20日(水)
【同 行】鈴
【天 候】晴れ/小雨
【ルート】自宅4:40==5:45戸倉5:55==6:30鳩待峠06:31----7:34山ノ鼻07:34----08:27上ノ大堀川橋08:28----08:41牛首分岐08:43----09:16東電下の大堀橋09:17----09:52ヨッピ吊橋09:52----10:06東電小屋10:21----10:35東電尾瀬橋10:35----10:47東電分岐10:47-----11:11温泉小屋11:29----11:52東電分岐11:52----12:08見晴12:18----12:44龍宮小屋12:46----13:16下ノ大堀川橋----13:30牛首分岐13:37-----15:05鳩待山荘
 行動時間8:30 L=22km +-240m


 久しぶりの夏の尾瀬
 6月中の梅雨明け後、ここ2週間ばかり梅雨のような天気である
 今週の天気予報は今日だけ晴れる予報
 しかし、出かけてみれば山沿いは時雨ていた


 
 鳩待峠から山の鼻へ降り、尾瀬ヶ原に入ると
 ノアザミ以外目立った花は無いように思われた


 
 オオマルバノホロシ
 御無沙汰なので中々名前が思い出せない
 「ノホロシ」と言う名前をおもいだしたが
 「大丸葉の母呂之」と書くので「ノホロシ」ではなく「のホロシ」だ


 
 湿原の中に隠れるように「トキソウ」の群落

 


 
 サワラン


 
 池塘にはヒツジグサが浮いているが
 午後にならないと花を見ることは出来ない


 
 ネジバナ
 尾瀬で見ると高山植物だが、庭の芝に生えると雑草
 「モジズリ」の別名は染物の模様に語源があるらしい


 

 
 今、湿原で目立つのは「キンコウカ」の群落
 キンコウカが似合うアヤメ平は8月上旬が見頃だろうか


 
 池塘のカルガモ
 写真を撮っていると池塘から上がって近くに寄って来た
 人に慣れている


 
 ヒメシャクナゲ
 花は終わり実になっている


 

 
 ナガバノモウセンゴケ
 白い玉はナガバノモウセンゴケの蕾


 
 牛首あたりでようやくニッコウキスゲを発見
 以前はあたり一面黄色く染まったいた所だ


 
 貴重な一輪を接写するS氏


 
 近くの木道の杭にモウセンゴケが生えていた
 たくましい生命力だが、木が乾燥すると枯れてしまうのだろうか


 

 
 牛首から東電小屋方面へヨッピ吊り橋附近で
 カキツバタの群落


 


 
 イボタノキ
 モクセイ科なのでギンモクセイに似た芳香があるらしいが
 遠くて匂いを嗅ぐことが出来なかった


 

 

 

 

 
 久しぶりに見るニッコウキスゲの群落
 東電小屋手前、この一帯は柵で囲まれている
 夏の尾瀬らしい景色だ
 牛首から東電小屋のルートは通行人が少ない


 
 コバギボウシ
 ニッコウキスゲが終わるとこちらが主役になる


 
 キンコウカ咲く池塘にはトンボが繁殖している


 
 ルリイトトンボ


 
 東電小屋へ


 
 メタカラコウ


 
 東電尾瀬橋


 
 ウバユリ
 花の咲く頃には葉(歯)が無いのが名前の由来とか


 
 ミズチドリ
 真っ白な花は周囲の緑の中で目立つ
 ジャコウの香りがするそうだが嗅いだことは無い


 

 
 カキラン
 ニッコウキスゲが盛りを過ぎた8月上旬の花と思っていたが
 今が見頃の様、思いの外沢山咲いており嬉しかった


 
 見晴十字路
 左の尾瀬小屋はテラスでステーキにワインが楽しめる
 山小屋でステーキとは時代も変わったモノだ


 
 オタカラコウ


 
 ホソバノキソチドリ


 
 ツルコケモモ実


 
 見晴 弥四郎小屋


 
 午後になっても日が出たり小雨が降ったりの天気


 
 傾いている竜宮小屋近くの橋を空身の歩荷さん2名


 
 竜宮附近も柵で囲ってあるがこちらにニッコウキスゲを見ることは出来ない
 積年に亘ってすっかり鹿に食べられてしまったのだろうか


 
 下の大堀から至仏山

 
 この辺りは疎らに咲いている


 

 
 午前中は咲いていなかったヒツジグサ
 未の刻(午後2時)近く午後1時には咲いていた



 

 

 
 湿原で盛んに囀っているのはホオアカ
 カメラを向けると飛び去るが直ぐ近くに止まってくれる
 ノビタキも観たかったが今日はお出ましにならない


 雨が降って来たので帰路を急ぐ
 鳩待峠への木道脇にも尾瀬の花々が咲いていた


 
 オニシモツケ


 
 レイジンソウ


  
 


 7月下旬は黄色い絨毯の様に湿原を染めるニッコウキスゲ
 その姿がここ数年見られなくなって居ましたが
 鹿の駆除と防護柵で少しづつ復活している様です
 尾瀬と言えばミズバショウとニッコウキスゲ
 至仏山の高山植物や燧ケ岳、アヤメ平等他にも魅力満点の尾瀬
 静かな尾瀬も楽しみたいが、人気のない夏の尾瀬は寂しい
 
 
 ↓そんなわけで ボタンを押して頂くとありがたいです





 


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