goo blog サービス終了のお知らせ 

ノーやん日記パート2

梅見おさまる犬と猫

 晴れ。朝からまちが霞む。せんちゅうのビルがぼんやり見える。中国のPM2.5のせいやろ。ひどいな。午前中部屋から出ず、ラフマニノフのピアノ協奏曲2番アンナ・フェドロヴァの演奏を聴きながら「芭蕉とユーモア」の第四章「蕉風俳諧への胎動と笑い」を読む。青年俳人・桃青が江戸にくだり談林風からの脱却を試みる頃の俳風を論じる。荘子や杜甫の漢詩に影響を強く受け漢詩文調パロディに熱中していた話がつづく。芭蕉野分して盥に雨を聞く夜哉。これは杜甫の詩のパロディ、と。昼はエリンギとニンジン・コーン・グリンピースをケチャップソースで炒めたパスタ。

 午後、千里南公園へ散歩。梅林の開花が相当進んでいるぞ。人の気配も感じる。バギイに愛犬と猫を乗せた女性が梅見の記念写真を撮っていた。「ちょっと撮らせてね。はいチーズ」(写真上)。短冊をつけた梅があった。「梅の香や池の水面にふと流る」(写真中)。おばちゃんでしょう。風流の気持ちよう分かるで。こういう行動にさっと出来るのが大阪や。道元の日日是好日の碑が立つ丘に梅花の香りが漂う(写真下)。南千里の千里図書館によって「一億人の『切れ』入門」を借りる。
          春めくよあかい暁星笑う月 龍尾
          はいチーズ梅の香背なに犬と猫 同
画像
画像
画像

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}ぼくのお気に入りの曲です。
fm
ラフマニノフのピアノ協奏曲2番は人気がありますね。浅田真帆ちゃんの選曲にもなっていますが、この曲CDでどれだけ売れたのでしょう。私の記憶するだけでもハリウッドのメロドラマ『旅愁』、『ラプソディー』がありますが、ラフマニノフがアメリカや全世界で弾きまくり、人々の心に刷り込まれたからだと思います。チャイコフスキーとも一味違う情緒がありますものね。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「インポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事