ノーやん日記パート2

 日照り続きのなか、市内北東部で昼前に大粒の雨が5分ほど降った。自転車をこいでいて身体はずぶぬれになったが路面からむう~とする熱が立ち上り蒸し風呂のなかを走るような感じだった。雷なしの通り雨だった。「なんや。冷やかしか」と、思って帰宅したあと2時半ごろだった。雷が遠鳴りしだした。雨も降り出した。あたりは急に暗くなり雨脚も強くなった。突然、ピカッ!バリッドッカン!思わずパンツ一丁の裸姿で立ち上がった。「なんや!」。へそを隠しながら呟いた。「なんや」いうても近くに落雷したということだ。ピカとバリッ・ドッカンは同時だった。直近に落ちたに違いない。しばらくしてまたピカ・バリッ・ドッカン!ちじみあがった。どこに落ちたんやろう?緊急車のサイレンはない。たしか2~3年前もマンションや公園の高木に落雷し根元から樹を切ったことがある。突然の雷雨は30分ほどで終了した。蝉声がひときわけたたましくなった。
 雷も怒るほどのこの暑さ。コメや野菜、花を育てる人間様には有難い恵みの雨だった。怒らずに毎日2~30分でいいから降ってくれると有難いのだが。物事にくよくよしない蕪村さんも雷だけは苦手だったらしい。
雷に小家は焼れて瓜の花 蕪村
雷怒る都度草の宿ぶるぶると 蚊杖
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