青竹のようにしなやかに

　晴れときどき曇り。朝から蒸し暑い。湿度88％とか８６％とかいうからもうへとへと。それでも早朝からパソコンに向かって老人会の社会奉仕活動の集約と奉仕活動費の請求作業に集中する。これ、老人クラブの貴重な活動資金源。なんかタコが自分の足を食っているような侘しい気分にもなるが背に腹は代えられん。右往左往しながら申請書類を仕上げる。きょうは日曜日なのであす市役所へ送付する。

　「源氏物語」「藤裏葉」を読む。葛の葉裏はよく聞くが藤の裏葉はあまり聞いたことがない。藤は春の終わり、初夏一番に咲く。さて「物語」はどんな展開をするのか。きょうは7月1日。一年の折り返し月。老人どもは熱中症に気イ付けや。水分とって。無理せんと。あとは若い衆に任せて。とはいえどもそうも行かぬよう。かくなるは老いも若きもひと肌脱いで。「青梅や餓鬼大将が肌ぬいで」（一茶）の心意気で汗をかくまいか。青竹のようにしなやかに。
　　　　　　　　　　紫陽花の朽ちて湿気のむんむんと　昇龍子