きのうも書いたが「駒返る草」と「古草」はともによく似た初春の季語。「駒返る草」の句例は、「絶滅寸前季語辞典」にある夏井いつきさんの「駒返る草にひろげて新聞紙」など6句例が載っている。有名人の句例はない。「駒返る」の意は、年老いた者が再び若い者のようになるように、枯れ草から若草が再び萌えいづるさまをいう。平安中期の「蜻蛉日記」に「霜枯の草のゆかりぞあはれなるこまかへりても懐けてしがな」とあるそうな。絶滅寸前季語とあれば放っておけん。古草も似たような意味だが、まだ若草よりも枯れ草の方が多いさまを言うらしい。
もうじき土筆も顔を出すやろう。土筆は仲春に数えられているからいまが「駒返る草」「古草」を読む時機ということになるのかな。お昼はぺペロンチーノ。きょうはかなりうまくいった。コツは鷹の爪を炒める火を弱くし、パスタの茹で湯をお玉で入れる時には火を止めた。要は油がフライパンの外に弾きでないよう加減すること。オリーブ油は少し多めにした。おとといはピリ辛だったのできょうは出来上がりにキザミネギを少々振った。それが利いたかどうかは分からないがきょうはパスタにうま味が出た。タマネギを4分の一程度を微塵切りすれば甘味が出るやろうな。それも試してみよう。きょうは65点としようか。70点(良)をめざそう。写真上「古草」、下「駒返る草」。
駒返る公園の草ふさふさと 昇龍子
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ノーやん

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