筑摩書房「俳句の本」「Ⅲ俳諧と俳句」から尾形仂氏の「季題観の変遷」を読む。「季題は発句に課された季の題目」という。愚老にはちょっとむつかしい。「季節に伴う共通の詩情を、深く呼びさますはたらきをそなえた」詞ともいう。これにたして「季語」は発句に限らず平句の場合にも使う季の詞というそうな。その違いも解せぬ愚老には「季題」も「季語」もいっしょ。そんな七面倒くさい作法の論より直感でどう受けとめられるかどうかではないか。若木の桜はほんのりと(写真上)。
若木はやほんのり染める花見酒 昇龍子
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ノーやん
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