ノーやん日記パート2

秋の七草

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 晴れのち曇り。涼しい朝。有岡利幸さんの「秋の七草」を読む。「秋の七草」といえば、山上憶良の萩・尾花(ススキ)・葛・撫子・女郎花・藤袴・朝貌(キキョウ)と思っていたが、あたらしい「秋の七草」もあるようだ。有岡さんは、憶良の歌を含め「秋の七草」を徹底的に調べる。憶良のいう秋の七草は人間生活の変化とともにしだいに里山に見られなくなった。憶良説ばかりでなく江戸時代には菊塢(きくう)という園芸家が新「秋野七草考」(1812年)を唱えたという。1935年(昭和10年)には与謝野晶子らがよびかけて「新・秋の七草」が選定されたという。面白い話。

 昭和10年の新・秋の七草は、ガンライコウ(ハゲイトウ)・シュウカイドウ・マンジュシャゲ・キク・オシロイバナ・イヌタデ(赤まんま)・コスモスだとさ。萩はないし、薄も選ばれていない。ただ、新・七草はぜんぶ国産とは限らぬ外来種。曼珠沙華もその昔中国から伝えられたらしい。そんなこだわりは不要で日本の秋らしさを感じさせる花ではある。21世紀のいま選ぶとしたらどんな秋の七草になるのかな。萩やススキは復活して欲しいな。

 昼前突然、箕面市・大阪府・吹田市・豊中市から緊急速報「エリアメール」が連続して携帯に届いた。地震・津波・火災の訓練情報だった。びっくりしたなあ。これなにか効果あるのかな。9月は防災意識を高めましょうというシグナルか。写真上=吾亦紅、下=ひがんばな
          年古れば秋の七草さま変わる 昇龍子

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}クズは根っこを葛根湯として飲んだことはありますが有毒の曼珠沙華はたべたことありません。薬用にはなるそうです。萩や薄は牛のエサで人は食べません。桔梗も漢方薬にできるそうです。なでしこ、ふじばかま、おみなえしは、どうでしょう?食べる話は聞いたことないです。
fm
「年古れば秋の七草さま変わる」

秋の七草は終戦後の我々でも食べられないとか、本当ですか。
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