午後、中之島図書館に返本し、室田昌子著「ドイツの地域再生戦略ーコミュニティ・マネジメント」などまじめ本を借りる。幽霊話は、上方落語などいろいろあるが借りなかった。帰って、「米朝ばなし」(講談社刊)をめくる。生きた幽霊・淀屋小路の「菊江仏壇」、安堂寺橋の身投げ幽霊・「五人裁き」…。抱腹絶倒の「地獄八景亡者戯」などいろいろある。
幽霊は世界中にいるようだが、日本では「亡霊」が「祖霊」になることを成仏するといい、祖先を崇拝し弔いを怠ってはならないとされる。ぼくのように祖先を知らず父母の「亡霊」さえも拝まぬものは、地獄の閻魔大王のお世話になるしかないのか。まあまあきょうのところは…。「亡霊」を鎮めるため赤ワインで乾杯!
そぼ降る夜妻の腕の蚊を叩く 愚句