ノーやん日記パート2

お盆

画像
 嵐が去って蝉の大合唱に目を覚ます。朝6時前。雨上がりの花壇は異常なし。マリーゴールドとジニアの株を鋏で切り戻す。「ああ、もったいな。なんで花まで刈ってしまうの」おばちゃんの声。「こうやって刈りこむと株が広がり花持ちがようなりまんねん」ぼくの答弁。「へえ、そうでっか…?」。疑いの眼つき。

 朝、千里中央のペインクリニックへ。ほぼ予約時間通りの10時過ぎ。お盆のせいか患者が少ない。「調子はどうですか」「眼頭から目の奥、右前頭部にかけて突っ張るようなチクチクピリピリが変わりないです」。「ピークが10としたらいまどれくらい?」「1か2かな。足踏みしてます」。薬をノイロトロピン、トリプタノールに加えてガバペンを1日4錠復活。帯状疱疹は統計をみるとぼくのような目から前頭にかけての患者が一番多いらしい。先生に教えてもらった。そういわれると安心するようなしないような。

 豊中の千里図書館で水川隆夫著「夏目漱石と戦争」(平凡社新書)を借りる。帰路、一本のぶどうの木に目が留まる(写真)。きょうはお盆や。父母健在な頃は、お仏壇に瓜や茄子、葡萄などをお供えし、家の玄関先で日暮れ時迎え火を焚いたなぁ。いまわが家に仏壇はない。が、弔う心がもくもくと沸く。

 父没後20年、母16年、兄9年、弟67年。八事の墓地に眠る。ナムアミダブツ…。父は学校嫌いで16歳の時、渥美半島にある福江町立農商補習学校を中退し、製糸会社の給仕として入社したが社会に出て勉強の必要を感じ17歳の春、岡崎市立専修学校へ入学。卒業後同社検査課に復職した。その頃から、川村柳月、平出吾邦という俳人に師事し俳句を楽しむようになった。ぼくは父に感化された。いつとは知らず俳句を「生涯の道の草」のように親しんでいる。父ありての幸せである。

まぼろしの父母照らす門火かな 愚句
父ありて詩語を求むる盂蘭盆会 同
仏壇のなきテーブルに茄子の馬 同



【お線香・香り】 家伝好文木 (かでんこうぶんぼく) 平バラ 梅栄堂 日本製(香り・線香・沈香の香り・お香・御供え・お仏壇)
明りと香り本舗
品名家伝好文木 平バラお線香寸法約13.5cm燃焼時間約30分内容量約45gパッケージサイズ約9.5

楽天市場 by 【お線香・香り】 家伝好文木 (かでんこうぶんぼく) 平バラ 梅栄堂 日本製(香り・線香・沈香の香り・お香・御供え・お仏壇) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%ふつうの顔webry%}驚きました。台風一過の秋空ではなく「大雨」。やっぱり。地球も狂ってきた?ぼくはいま、石田五郎さんの「星の歳時記」を“横読み”しています。
fm
こちらは一時間前から大雨です。流れ星は見れそうもない。

ラニーニャだかエルニーニョだかすべてがグローバル。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「インポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事