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ノーやん日記パート2

小春

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 曇りのち晴れ。きょうも花壇の水やりはパス。ストックの黄色くなった下葉をとるだけ。低温が続いているのでパンジーの花がら摘みもパス。WGUCの音楽番組を聞きながら山上憶良の「貧窮問答歌」を読む。天平3~4年(731~2年)ごろの作。自分より貧しい人たちは雪降る夜、飢え凍え泣いている。竈には火の気もなく蜘蛛の巣が懸かっている。何とかならんのか。
世間(よのなか)を憂しとやさしと思へども飛び立ちかねつ鳥にしあらねば

 ぼくは毎日のように公園に足を運んでいて軽鳧たちを羨ましく思う。きょも牛ヶ首池の南側に8羽ほどの軽鳧が老人にパンをもらってはしゃいでいた。温かい羽毛に身を包み寒さにはへっちゃら。毛布や暖房がなくても冷たい水の上で浮き寝もできる。人にはそんな真似はできない。きょうもどこかで食べるものもなく震え凍えながら野宿している若者がいる。なんとかならんのか。

 ぼくは空を泳ぐ夢をよくみた。最近は見ないが空中遊泳を密かに自分の特技と思い込んでいた。どらえもんのように。どこへでも自由自在に飛んでいけたらいいなあ。太陽や風をエネルギーにして。きょうの日中は直射日光があたるとあったかい。春のよう。

軽鳧と遊び憂さを捨て居る小春空 愚老

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}コメントありがとうございます。やはりFMさんも空を泳ぐ夢を見ますか。孫悟空や魔法使いの時代から人は夢見ていたんですかねえ。
fm
「軽鳧と遊び憂さを捨て居る小春空」

空を泳ぐ夢を私も見ました。私だけではないのですね。二階の窓からでした。ただ泳いでいくうちにだんだん沈んでいきました。一度で良いから長時間空を泳ぎたかった!
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