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ノーやん日記パート2

GW疲れ

 ゴールデンウィークが終わった。出勤の靴音は、はや足早に聞こえる。「おはようございます」。マンションから集団登校する小学生の列が元気に返事する。ぼくは、歩き疲れでちょっと足腰が痛い。
 連休中、家族で大和・飛鳥、明石・須磨方面を歩いた。新緑の青葉・若葉が目に染み、少し日焼けした。人出はどこも意外に少なかった。
 広大な橿原神宮のつづきにある神武天皇陵をはじめて訪ねた。第一代天皇のお墓とされるがなにもない。だだっ広いだけだ。楠木の新緑が萌える閑静な空間が心を癒してくれる。記紀にみる古代史の真偽の話をしながら持参した竹のこ飯にぱくついた。電柱のない、車も通らない、歴史的町並み保存のまち、橿原の今井町を歩くと、時代劇にタイムスリップしたような不思議な感覚に嵌まる。杉玉の下がるお店でふらふらと地酒を買った。アルコールの添加なしというお酒を試飲した。「ふ~ん」とうなった。いい香りだ。何百年も火事のないまち。よほど防災防火意識がしっかりしているのだろう。安倍文殊院でボケ封じのお参りをした。快慶作の渡海文殊や善財童子像を拝み、畝傍、天香具山、耳成の大和三山を眺めながらボケ散じを願って手をあわせた。
 5日は立夏。
夏立つや忍に水をやりましょう 虚子
プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 波郷
 妻と娘はきょうも飛鳥方面へでかけたがぼくは、ひと休みして花がらつみと水やりなど花の管理。たまった用事をすませる。わがマンションのケヤキやサクラの若葉がひろがる。キツツキが虫を咥えている。はっきり初夏だ。ケヤキの若葉から虫が頭に落ちてくる。
 6日。須磨離宮公園を訪ねる。一転、西洋風の世界に足を踏み入れた感じ。ブーゲンビリアをはじめ世界の花が咲き乱れる。噴水と芝生、バラの園。まるで王宮から海を見渡す公園。柔らかな日差しではあるが夏の太陽のもと音楽が流れる。双眼鏡で瀬戸内を行き来する遊覧船や貨物船のボディを見る。舞子の孫文記念館と明石大橋を訪ねる。近現代史の世界に入る。古典の世界、須磨・明石は姿を消しつつある。わずかに源平合戦の跡が須磨寺などに残っている。平家物語の話を娘にしたが興味・関心は示さない。明石でたこ焼きを食べ、神戸へ舞い戻ってメリケンパークで港の夜景に目をみはった。電飾をいっぱいつけた帆船が夢のような舞台を演出する。ここはヤングがつどう別世界だ。朝9時頃家を出て、帰宅したのは夜10時を回っていた。万歩計の歩数は二万五千歩になっていた。バタンキューす。
 
 
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