チョウのことを習ったのは小学校だったか中学校だったか忘れたが「理科」の授業だったと思う。モンシロチョウはキャベツにタマゴを産み、孵化して蛹になり羽化して蝶になる、というプロセスを知る程度の勉強だったように思う。チョウの種類によって食草や行動が行動が異なることやオスがなぜメスを見分けて交尾するかなど、学んだ記憶がない。
日高先生はアゲハチョウのオスがなぜメスを見つけ交尾するか、卵から羽化するまでを丹念な実験の末、その「わけ」を突き止めた。実験は幼虫を人工飼育してオスメスを仕分ける作業から成蝶になったオス蝶がどうしてメス蝶を見つけるのかを追跡する。姿か模様か色か匂いか、いろいろ実験の結果、アゲハチョウの場合、メスの翅の黄色に感応し、黄と黒のストライプ(縞模様)にも意味があることが分かったという。阪神タイガースファンなんや、アゲハチョウは。
そんな蝶がごときにうつつを抜かしている場合か、とお叱りを受けるのは覚悟だが、老体のヒビ入った骨の恢復には養生も要るだろう。しばしの静養をご容赦願いたい。というわけで、写真はきょうも服部緑地公園の円形花壇。上の群れ鳥は雀。
芋虫になって羽化せん花畑 昇龍子
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ノーやん
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