ノーやん日記パート2

連休終わる

画像毎日サンデーのぼくにとっては、どうってことない「連休」が終わった。現役のみなさん、お疲れさん。
 しかし、よう考えてみると、日本の祝祭日の連続やったんや。べつによう考えんかてそうなんやけど。あんまり考えたことなかった。
 5月3日憲法施行の記念日。昭和23年に祝日。
 どこへも行かず、当時の中学生向けに文部省が発行した「あたらしい憲法のはなし」(復刻版)を読んだ。
 「みなさん、あたらしい憲法ができました。そうして昭和22年5月3日から、私たち日本国民は、この憲法を守ってゆくことになりました。このあたらしい憲法をこしらえるために、たくさんの人々が、たいへん苦心をなさいました」と、この本、新憲法の内容を分かりやすく解説している。
 第9条の「戦争の放棄」の解説。「いまやっと戦争はおわりました。二度とこんなおそろしい、かなしい思いをしたくないと思いませんか」「戦争は人間をほろぼすことです。世の中のよいものをこわすことです」と。防空壕から這い出て姉に手を引かれ逃げまどったぼくの気持ちを書いている。こんな教科書が昔あったんや…。
 5月4日みどりの日。昭和天皇の4月29日の誕生日を移し替えた祝日。朝からひとりで市立長居植物園へでかけた。パンジー・ビオラ、キンギョソウ、シャクヤクなどが見事だった。花壇づくりのヒントを得ようと思ったがプロのやっているのを真似るのはムリ。ウグイスの鳴き声がして喜んでいたらすぐカラスの鳴き声がした。艶消しや。公園のベンチで赤瀬川原平氏の「老人力」を読んだ。ぼくの「老人力」(ボケ脳力)と比較してみた。格が違うなと思った。
 5月5日こどもの日。もともと端午の節句。「こどもの人格を重んじこどもの幸福をはかるとともに母に感謝する」日。昭和23年に祝日。吹田まで買い物に出かけた。大人になった娘にアイスクリームを買った。小さい頃は柱に鉛筆で背丈を計ったなあ。帰りに千里南公園を「路上観察」したがこどもの遊ぶ姿はみかけなかった。
 5月6日振替休日。こんなんができたんや。朝8時過ぎ、千里の花壇へ行き、ビオラやパンジーの花がら摘んだ。キリがない。くたびれて9時過ぎに家にひきかえした。
憲法記念日裏町長屋見透しに 桂郎
こどもの日小さくなりし靴いくつ 翔
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