ノーやん日記パート2

ケヤキとカラスと百円メガネ

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 きょうは朝から降ったり止んだりのお天気。チューリップの掘り起こしに続いて花壇の土おこしをした。
 ケヤキの根屑は相変わらずや。ショベルに体重を乗せておこすのだが土に木の根がいっぱいからみついている。それを移植ゴテでぽんぽん叩き根屑を取り除く作業だ。「ふるいを持ってきましょうか」と声をかけてくれる方もある。ありがたい。
 ケヤキは根屑だけでない。葉が茂り草花へ陽があたるのもさえぎっている。「ケヤキの枝と花壇に入り込む根を切った方がええでしょうな」。造園業者は忠告してくれる。が、草花のためにケヤキを切れば「緑陰が減る」と居住者から苦情が出かねない。緑陰が増えればカラスが巣作りをする。
 つい一週間ほど前も、管理事務所の職員さんがケヤキの木のカラスの巣を撤去した。木の枝に混じって針金のハンガーが74個もあったという。目がええんやナア、カラスは。どこからそんなぎょうさん見つけてくるねん。
 感心しているぼくは、花壇いじりをしていてメガネをなくし、目下百均で買った老眼鏡で右往左往の毎日や。釣りに行ってメガネを海へチョボンと落とした人の話は聞いたことあるが、花壇でなくすというのは不思議でしょうがない。
 取り急ぎの百円のメガネは三日目にはネジがゆるんでがたがたになった。眼鏡屋さんへ行ったら、「お宅は乱視と遠視プラス老眼メガネが必要です。百円メガネは、まあ軽自動車で時速100キロのスピードを出すようなもんですよ」といわれた。「無理に使い続けたら、肩コリやいろんな障害がでてきまっせ。薬では治りまヘン」。保険はききまへんねんナ。値段をいわれ「考えまっさ」いうてスゴスゴ店を出た。本も新聞も当分100円メガネに頼らなしゃーない。
ゆさゆさと茂り動けば幹見ゆる 虚子
土起こす鍬逃げ惑う大百足虫 拙句
 
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