部屋に籠って「戯遊の俳人 与謝蕪村」を読む。妖怪趣味(こわがりやだったという説もあるが)の句は蕪村特有のもんや。
化けさうな傘かす寺のしぐれかな 蕪村
もそのひとつ。お寺で借りた傘が途中で化けるんとちゃうか、というユーモラスな句や。蕪村の夜半亭句会の作法はあらかじめ兼題を出し句案を練って発表するものだった。吟行や眼前の詠をもちよる作法ではなかった。蕪村が俳諧に熱中した時代の記事を読んでいるといろいろ想いがめぐる。
きのう夕刻、千里南公園の花壇ベンチで中高年の女性がカラスを呼び寄せていた。カラスが5~6羽寄っている。はじめてみる光景。何もんだろう。とっさに携帯を開いて近づこうとしたら女性は急に立ち去った。見られたらまずいことでもあるのか。わずか数秒差。カラスだけが写った。
お昼はきょうもパスタ。トマト缶詰の残りと冷凍肉団子を使う。午後、缶ビールを買いに行く。一ケース買うと10円まけてくれる。
千里さくら通りの竹見台よりにある乙女椿の並木道をみる。蕾がいっぱいついている(写真上)。一輪だけ木のてっぺんに咲いているのが見えるが携帯が届かない。人が気付かないところに咲くなんて気恥ずかしいのかな。
鈴なりの乙女椿の蕾見ず 龍尾
烏寄せ立ち去る媼のむふふ顔 同
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ノーやん
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