各花壇のようすを見回り、久しぶりに千里中央公園へ(写真はこもれび通りから入った公園南西の入口)。相変わらず人気は少ない。木陰にシートを敷く人、散策する人、数人。ぼくは安場池(写真下)の野鳥小屋が目当て。池には野鳥はいない。池の周囲は、群生しているヒメジョオンが真っ白な可愛らしい花を咲かせている(写真中)。ハルジオンによくにている。どちらもキク科。北アメリカが原産地。どちらも雑草化しているが、ヒメジョオンが渡来したのは「明治維新の直前」(松田修著「花の歳時記」)という。ヒメジョオンの方が背丈があり、開花は初夏。秋まで長く咲く。茎を切って空洞がなければヒメジョオン。あるのはハルジオンと覚えれは見分けがつく。
池の周りの散策路でトンボが数匹日のあたる樹の間で行ったり来たり。地面に影を映している。蜻蛉は夏に飛ぶが季語は秋。兼好法師の「夏よりすでに秋は通ひ」を思い起こす。日本の四季は、ほんに廻り燈籠や。もうすぐ本州も梅雨に入る。きょうもWGUCでモーツアルトを聴く。
空蒼く池を取り巻く姫女菀 愚句
蜻蛉の四五匹樹間に影走る 同
草の絮着地の場所を見つけおり 同
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ノーやん
fm
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