夕方まで降り続き夜は凍てついて自転車や自動車の運転は危険だった。翌朝花壇のマーガレットは雪の重みで地面に頭をつけていた。パンジーはすっぽり冠雪していた。雪を取り除くとどちらももとの元気な姿を現わした。花びらも萎れたように見えたがしゃきっとひらいた。草花の生命力に驚く。「(雪は)大丈夫ですか」と住民から声をかけられた。「大丈夫ですよ」と笑顔で答えた。こういう季節をくぐった草花はさらにたくましく花を咲かせるのだろう。
しかし、花壇の冠雪ははじめての経験なので、自然にまかせるだけでよかったのかどうか。地域のようすを見回ると、玄関先の花苗をビニールで覆っていたところもあった。花苗を植えている庭にちょうどぶどう畑のようにネット(魚網のよう)を張っていて、雪が直接地面に積もらなかったところもあった。これは多分実のなるものをつくったとき鳥害を防除するために張ったネットが直接の積雪を防いだのだろう。それほど神経質になることもないだろうが用心にこしたことはない。なにごともそうだが生命の場合は被害にあってからでは遅い。
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