午後1時前、千里文化センターコラボ(写真)の俳句月例句会へ。メンバーの大半は万博公園へ吟行にでかけ句会は午後2時からとか。その間、高齢のNさんにコーヒーを奢っていただいておしゃべり。Nさんのコツソソウショウのこと、ぼくの帯状疱疹後神経痛のこと。おちは「お医者さんの言うとおりに養生しなはれや」という温かき忠言。ありがたいね。
句会には、「藍」の花谷和子先生がお見えになった。ちょっとした緊張感が漂う。ぼくが出句した4句は、
凍てつくや顰めっ面を隠しつつ
化けてゐしぬうっと空き家の枯尾花
羹をほくほく寒夜の小家族
薄ら氷の青き浮草透きとおる
「化けてゐし」が入選、「羹を」は予選をいただいた。「凍てつくや」は1点いただいたが、「薄ら氷の」はどういうわけか清記に記されず。どこへ消えたんか。明らかにだれかの書き落としである。ぼくも気付かなかったのだから後から文句を言ってもはじまらない。というわけで、きょうの句会は、ぼくにとっては、「ちゅうくらいなり…」か。うれしいのは花谷先生が愚老の「化けてゐし」句を「思い切って表現された句」と評して下さったこと。俳句はとかく「美」を求めるあまり月並みになりがちや。
句会終えほっと寒夜の湯割りかな 愚老
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ノーやん

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