ノーやん日記パート2

天晴聡太君

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 晴れ。あさ、将棋の天才藤井聡太君(16)・7段が出口若武(わかむ)3段との新人王戦3番勝負で2局目も連勝しタイトルを獲得した、というホットニュース。天晴!アッパレを「天晴」と書くのはかなり古くかららしい。「平家物語」にもあった。

 午前中、友人と安倍政権を倒す法を話し合った。やはり来年の参議院選挙で与野党の議席を逆転させ衆参のねじれをつくるこっちゃな、ということになった。その点で野党は、あべ政治を終わらせるハラが座ってるんかいな、とYさん。「そこや」とわが輩。憲法9条殺し、消費税増税、後期高齢者の医療費負担も国保料・介護保険料も値上げ。年金は引き下げ。沖縄には基地を押し付けて平気。県民の意思も無視する…。きりないけどこんな政権、ええかげん、野党は束になって終わらせる覚悟をみせんとあかんな。昼は、薄揚げの刻み蕎麦。

 午後、鴎外の「青年」の続き。主人公・純一の「日記の断片」が続く。「何も齷齪(あくさく)として日記を附けて置かねばならないといふものではあるまい」と、日記が自分を束縛するものではないと弁明しつつ「日記に縛られずに何をするかが問題である」と話をずらす。「何の目的の為めに自己を解放するかが問題である」と。主人公・純一(鴎外)のこの論法にぼくは違和感を覚えた。鴎外は自由を求めて西洋思潮を学んだんやなかったの。日記はその発露や。

 小泉純一青年は、西洋の自然主義・個人主義に関心を寄せ、バルザック、フローベル、ゴンクール、ゾラ、「青い鳥」のメーテルリンク、さらにショーペンハウエルやニイチェ、ルソーなど名を挙げて西洋の自然主義・個人主義は利己主義、無政府主義にも通じると批判を浴びせる。一方、日本{東洋}は個人主義から家族主義へさらに国家主義へ発展したと説く。鴎外は有能な文人かつ軍人・政治家だった思うが、ぼくとは別世界に生きた天高きエリートだった。「国家主義」を善しとする思想には落胆した。写真上=千里南公園のきょうの空。下=千里西町の千里局花壇。
将棋指すときには待った秋の空 昇龍子

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}ブログおめでとうございます。
fm
藤井君の将棋を分からぬままにミルショウしていました。どこまで強くなるのかね。。私は彼同様風邪を引いてしまいました。ブログ投稿しました。
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