ノーやん日記パート2

冬の蝶

 晴れ。部屋にじっとしてると冷えるけど外を歩くと冬の日ざしながらポカポカする。千里南公園の花壇にツマグロヒョウモンやシジミチョウが秋の残花を渡り飛んでいた(写真)。牛ヶ首池には家族連れで鯉釣りを楽しむ姿があった。ここはきょうも平和な一日。けど日本には、沖縄など米軍の行動による危険を心配しなければならない地域がある。それを忘れない。

 順番待ちされている「日本社会のしくみ」(小熊英二著)を飛ばし読みしてお昼にようやっと読み終えた。現代の日本社会(の雇用)は「大企業型」「地元型」「残余型」に三分類されるという。「ワーキングプア」「カローシ」「働くものの人権」など21世紀の現代的社会問題には触れていない。そのわけはしらない。どちらかというと大企業(製造業中心に)の窓から見た雇用形態の研究本という印象。農林漁業など第一次産業の雇用問題には楽観的な分析や。

 とはいえ、官庁や大企業が蓄積する雇用問題などをめぐる膨大な資料を丹念に分析し日本社会に平等な社会の課題を提出した功績、その意義は大きいだろう。敬服する。労働法制の動きに関心を持つボケ老人だが、労働基準法を揺るがす「教員変形労働制」の導入を心配している。教員だけの話やない。8時間労働制厳守は全労働者の「いのちと健康を守るガードライン」ではないのか。お昼はパスタ・ナポリタンプラス茄子炒め。

 ひらひらと菊花をわたる冬の蝶 昇龍子

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