曇りのち雨。4月一日。きょうは四月馬鹿。終日外出自粛。現代俳句の巨匠・故金子兜太氏の「今日の俳句」を読む。俳句から古い殻を脱した現代俳人の肉声の詩を選評する。季語に縛られない。五七五を大事にするが形式第一主義ではない。自由かつ詩趣の奥深い句を現代の俳句として読み取る。とかく句作の技術に陥りがちな初心者に作家の句の読み方を教えてくれる。安直な締まりのないわが日常俳句に活を入れられる思い。心しなくては。
自然は季節通りに巡る(写真=千里南公園の花壇)。しかし、花も風雪に耐えて全身でいのちを巡らせている。人も同じ。ときに自然を利用し改造し生きてきたんや。てなこと思いつつ新型コロナの新情報にかじりつく。ロイターによると、3月31日現在の世界の感染者は85万人を超え死者4万人を超えたという。パンデミックはまだ収まらない。日本も東京、大阪など大都市での感染拡大が続いているという。新学期を迎え学校はどうするの?事業所は?労働者は?自営業者やフリーランスは?政治はどう対策を講じるのかな?疑問いっぱい。そんなこと心配している場合かお前は。お昼きつねうどん。夜のめしは?あしたのパンは?ま、ジャコと泡盛があるな。
句の曲を直さんとして四月馬鹿 昇龍子