「大阪の俳人たち2」のトップに松瀬青々(1869-1937)。生粋の大阪生まれ(旧東区大川町)。薪炭商の長男坊。9歳の時、生母死別。義母に育てられる。丁稚奉公を繰り返し、家業は継がず呉服商人となる。学問・読書好きで塾の数学教師もした。銀行マン、新聞社勤めもした。句は多作で、青年雑誌「文庫」への孤雲の号による投句には虚子が「作者の敏腕敬服すべし」「明に一種の天才あり」と標語している。うつくしき蛇か纏ひぬ合歓の花/正月にちょろくさいことお言いやるな/天地の間にかろく蝉の殻/日盛りに蝶のふれあう音すなり。
午後、千里中央へトイレットペーパーを買いに走り、帰りに東町の長谷池による。寒い日に真鴨は4,5羽逆立ちを繰り返し餌を漁っている。それを烏が一羽枯れ木に止まり羨ましそうに眺めている。面白い。(写真上=長谷池、中=花とみどりの相談所学習園の甲州最小梅、下=緑化リーダー養成講座受講生の実習園)
逆立ちの鴨見る烏春の水 龍尾
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ノーやん
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