ノーやん日記パート2

老人が病気に勝つ力はなにか

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 晴れ。といっても雲多く寒空。あさ、妻は南千里の病院へ。わが輩は町内の用事をする。気の強い妻が近頃弱気になった。数か月前からその兆候があった。先日、近畿圏に在住する津和野の同窓生と遊びに出たとき、胸が苦しくなり歩けなくなったという。しばらく休むと回復した。その症状が娘と西宮に遊びに行った帰りにも再発した。近くの診療所で診てもらったが原因が判らない。南千里のS病院へ紹介状をもらってきょう出かけたが夕方近くになって「いま診察が終わった」とメールしてきた。検査の結果どうやら「典型的な狭心症」らしい。入院が必要と言う。

 老人はいったん弱気になるとズルズル後退することはないか。これまで妻に助けられて生きてきた。もし妻が先に倒れたらどうしよう。そんなことは想定外だった。順番はあくまでわが輩が先やと。よからぬ思いが巡る。昼はたぬき蕎麦。薄揚げ、椎茸、蒲鉾と刻みネギで。

 午後、部屋に籠って「蕪村全集」第一巻を読む。抜き書きなどした蕪村ノートには、「蕪村全集」9巻中6巻まで読んだとある。2・4・8巻が未読のよう。第一巻は読んだことになっている。けど初読みといっしょ。140ページほど読み飛ばす。いろいろ頭を巡らしていると、愚老は、芭蕉が終焉の地大坂を歩いた道程の後追いと大阪の俳蹟記事、一茶の大坂行脚の後追い記事、蕪村の京と池田と毛馬の遺品や遺蹟の「ノーやん日記」など,を書き散らしていることに気付く。これはわが輩の宝物にしたい。できるかな。夕食は愚老がつくる。写真上=千里みどりのさんぽみちのハゼノキ、下=千里西町1丁目バス停コンテナ。
          終活に順序はあらず紅葉映え 昇龍子
          
          
          

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}ありがとうございます。まだくたばりません。
fm
奥さんちょっと心配ですね。まあ落ち着いて、落ち着いて。ケロッとして退院されることを祈ります。
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