ノーやん日記パート2

俳人修行初秋の巻③切れ字

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 晴れのち曇り。午前中、雑用をして歯科の定期検診へ。「歯茎が落ち着いています。この調子で歯磨きを続けてください」「ありがとうございます」。「前歯が欠けています。丸めておきましょう」「はい」。何百円で済む修理。ありがたい。帰宅してすぐざる蕎麦をつくる。きょうは山芋なし。もみのりときざみねぎだけ。

 いそいで緑化リーダー会研修部の打ち合わせ会合に走る。S部長から10月下旬に行う「花とみどりのフェスタ」の研修部の役割分担を聞く。クリスマスローズの頒布とクリスマスリースの制作アドバイス。準備はたいへんや。俳句のことは頭から消えている。帰りに服部緑地公園を抜ける。フラワー通りにパンパスグラスがどっしりと咲いている。きょうも俳人修行を続けなければ。課題は「切れ字」。「や・かな・けり」という古臭いことばを使う。なぜ「切れ字」を使うのか。岡本眸さんは「句を二部分以上に区切り、一句に広がりと情趣を与え、あるいは多く、句の終わりに用いて一句の独立性を与える」(「俳句用語の知識」角川書店)と説く。切れ字は、「や・かな・けり」以外にも「らむ・けむ・たり・べし・ず」や形容詞切れ、名詞切れ、動詞切れもある、という。

 切れ字のない句を「一句一章」。たとえば、「流れ行く大根の葉の早さかな 虚子」。切れ字を用いる句を二句一章という。たとえば、「粥柱しづかに老を養はむ 風生」。現代俳句で切れ字の活用を主張したのは石田波卿という。朝顔の紺の彼方の月日かな 波卿。切れ字は俳句に必須のものなのか。まだ腑に落ちない。「や・かな・けり」の用法に抵抗を覚えつつ使っている。手垢のついたようなことば使いたくない。(写真は千里局花壇)

               松毬を蹴飛ばす媼秋の雷 昇龍子

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}年寄りが長生きして困るから病院から追い出し、介護も制限し、医療費も負担させようと狙っているのはまちがいないですが、概算要求にでてくるかどうか注目ですね。
fm
歯医者さんに合格点をもらったのはいいですね。

ところで来年の後期高齢者以降の医療費がしんぱいです。アップするのでしょうね。
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