夜明けの囀りはミソサザイだった

　晴れ。きょうは老人会の遊歩道清掃日。3か月ぶりなので落ち葉がどっさり。雑草も伸びている。若葉に生え変わった楠の落ち葉を熊手で街路へ掻きだす。20人が出動して96袋集めた。「新記録ちゃうか」「いや、100袋あつめたことがあったらしいで」。保育園児やマンション住民が「おはようございます」「ごくろうさまです」声をかけて行く。きれいになった。気分爽快。ふるまわれたジュースがうまい。

　急いで歯科検診にかけつける。左下の歯にひびが入り欠けているらしい。気が付かなかった。修繕してもらう。お昼はきょうもパスタ・ナポリタン。インゲン豆とベーコンをプラスして。外出中に、謎の鳥の鳴き声(さえずり)を問い合わせていたサントリーから回答があった。妻が受け「ミソサザイ」と聞いた。ネットで確かめる。間違いない。ワードで囀りの保存を試みるがうまくいかない。保存場所がただしくないのか。

　それにしてもなんでマンションばかりのわがまちへミソサザイが来てるのか。たいがい山中にいるもんやて。4月頃から鳴きだした。初めのうちはどこかのマンションの階で飼っている小鳥と思っていたが日が経つにつれ囀る場所を移動していた。先日、野鳥と気づいたがミソサザイとはびっくり。その囀りをマンション街で収録したものはおそらくないだろう。わがマンションで集音できればニュースになる。10日から愛鳥週間が始まる。どこか取り上げるTVか新聞はないかな。ドキドキする。写真上=千里南公園案内板　下=わがマンションのサツキ。
　　　　　　　　　　夜明け前マンション起す三十三才　昇龍子