部屋に籠って「虫たちの生き残り戦略」を読み終わる。その中からアキアカネ(赤とんぼ)の話。赤とんぼも人類の大先輩。タイリクアキアカネというのが氷河期に日本に侵入し、日本列島の温暖化にともなって高地への移動習性を身に付けたんとちゃうかという。日本はむかしむかし「あきつしま」とよばれた。150種類のとんぼが生息するトンボ王国なんや。なかでも赤とんぼは故郷の平地と避暑地の山を往復する珍しい昆虫で片道100キロも移動するんやて。驚いたねえ。ガソリンなしで大阪からたつの辺までの距離を行ったり来たりとは。
夏山に登るとよく見かけるがまちの公園で赤とんぼを見かけると、秋やナアと思う。三木露風の「赤蜻蛉」のうたは、函館のトラピスト修道院で赤とんぼをみてふるさとの龍野の幼いころを思い出してつくったんやそうな。
夕焼け、小焼けの
あかとんぼ
負われて見たのは
いつの日か
お昼は納豆ひやむぎ。昼間から電燈をつけて本を読む。秋をみつけよう。(写真上=出窓のコリウス、下=花畑の初雪草)
ざざぶりの音に目の開く秋の朝 龍尾
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ノーやん

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