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ノーやん日記パート2

雨の夏至

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 雨。きょうは夏至。起床8時45分。爆睡した。薬が効いて痛みが軽くなったせいかナ。「寂聴巡礼記」を読み終わる。西国33ヵ所をお参りした作家ならではの“観音霊場巡り記”や。物見遊山ではなく、宿痾の病や離別の悲しみ、苦しみを背負った人々が巡礼で乗り越えていく姿を描く感動の一冊。宗教とはなにかを考えさせられた。仏教で三は「聖数」。三十三は「無限」の数を意味するという。「源氏物語」「平家物語」など数々の歴史文学の物語や芭蕉、山頭火など旅を人生とした人々の心も織り交ぜた読み物。わが輩は11か寺を訪ねている。もちろん物見遊山で。

 昼はいつものパスタ。きょうはカレー粉を使う。D花壇のエラブユリを見る。「雨の中を植え付けですか」「いいえ百合を見に来ただけです」。高齢の居住者がニコニコ顔で言う。「いつも世話してもらってありがたい」と。ユリはきょうで15コ花弁を開いた。雨に濡れてしっとり俯き加減に咲く(写真上)。

 きのうの生態観察同好会は、拾った木の実などを育苗ポットに植えて発芽生長を見る「実生」実験の締めくくり。発芽したものはポットの土を捨て根から葉先まで全部写真に撮る。発芽しなかったものは種の状態をみる。アボガドは大きな種が割れ下から芽を出し始めたばかりだった。芽の先にピンクの縞模様があった。もうひとつの実験。透明なプラスチック容器(CDケース)に西瓜の種を入れ根の育ち方を見た(写真下)。「なにしてんねん」。背後から同じリーダー会のEさんに冷やかされる。しょおむない年寄りの遊びと言えんこともない。

 夏至といういちばんなが~い一日をたっぷり楽しもうぜ。ちょっと甘いが韓国のマッコリをひとりグラスに傾けながら音楽を聴くのがよい。

淑やかに滴光れり白い百合 愚老
夏至の夜はグラスでシャンソン目の光
 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}fmさん、ありがとうございます。日本は日出づる国なのになぜでしょうね。太陽に恵まれ過ぎているからでしょうか。ドイツは太陽エネルギーの活用に熱心のようですね。
fm
今日は夏至でしたね。夏至は欧州では大変な祭りですが、日本では目立つ祭りもないと聞いていました。でもテレビで夫婦岩で初日の出を拝む祭りがあったことを知りました。
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