むしむし雷雨

　降ったり止んだり雷鳴ったり。むし暑い。きょうから参議院の選挙戦がはじまった。まちの公営掲示板に候補者の顔や名前が貼られた。昔のような選挙ムードはない。大手のＴＶや新聞は衆参与野党間の「ねじれ」解消が参議院選挙の見どころのようにいう。ちょっと待った。それ可笑しいんじゃないの。たしかに安倍総理も「ねじれ解消を」と訴えてはる。けど「ねじれってなによ？」。ことばは不思議なもんで「ねじれていれば直さにゃ」となるネ。それ、国民の抵抗を抑え込んでスムースに政治をするためでしょ。参議院でも自公の多数派議員がほしいんや。そう言いたいことばのマジックなんでしょ。ならば、そのやりたい政治の中身（例えば消費税増税と社会保障改革とか…）を示し国民に問いかけるのがフェアな態度だと思うよ。米軍基地問題や憲法改正問題も原発再稼働問題もある。暴走を良識の目でチェックする参議院の役割がある。マスメディアの関心が国民の抵抗運動から乖離していることを危惧するネ。

　ペットをめぐる苦情処理の対策が愚老の不手際から遅れた。関係者に送信したつもりがエクセルの操作を知らなかったため送信できなかったことに気づく。午後、管理事務所の職員さんに無理を言って文書を作成しなおし関係者に届ける。すんません。

　岡崎市の姉から久しぶりの電話。愚老からのお中元が届いたという。医師から「認知症」と言われているらしい。亡義兄も「認知症」だった。「ものをすぐ忘れるの。もう呆けて呆けて。こけたら寝たきりになるよと言われてるの。外出は車を押してね。でも口だけ達者」「ものを忘れたり呆けるのはしょうがないよ。自分の生年月日覚えてる？」「昭和6年4月22日。もう82歳だからいつお迎えが来てもいいわね」「まだ82歳やないか。お迎えは早いよ」。姉から聞きたいこと話したいこといっぱいあるが止める。声が聞けただけで嬉しさがこみ上げる。

　きのう、モノレール千里中央駅前花壇のジニアとキンギョソウ（写真上）、千里局花壇のケイトウ（写真下）を撮った。夏場を元気づけてくれる花たちや。

金魚草水が欲しいか雲寄りぬ　龍尾