
さて、本州四国連絡高速道路に乗って本州へ帰ろうとすると、道の駅「淡路島」を発見。早速寄る。ここで明石海峡大橋の下で記念撮影。去年の夏は日帰り旅行で、姫路城・神戸の五色塚古墳・大阪を観光した。その旅の途中本州側からこの明石海峡大橋を見た。今年は淡路島側から見ている。「去年の自分と比べて今年の自分の方が少しは成長できただろうか。」橋の向こう側から去年の自分が話しかけてきているような気がする。ここから長い長い道のりで帰宅をすることになる。絶対に安全に、そして無事に帰ろう。そうでないと、この3日間で得た旅行の記憶が寂しいものになってしまう。そして何より大事な家族を失いたくない。そんなことを橋を見ながら思った。
そして本州四国連絡高速道路へ。淡路島ICから観覧車が見えた。自宅に帰った後で『淡路島まっぷる』で確認したところ、淡路島SAには世界の建物のミニチュア版や、観覧車があるなどテーマパークになっているそうだ。また、淡路島にも来たいな。でも、今度来るのは何年後だろうか…。
私は能登が大好きだ。だから今まで何度も能登を訪れている。旅行に行くなら能登半島だけでいい。10年前まで本気でそう思っていた。しかし、能登の歴史を調べていくうちに段々、能登のことを知るには他の世界も知らなきゃ。でないと、能登の本当の姿が見えなくなる。他と比べて能登はどうなのか、日本の中で能登。世界の中での能登は?そう考えたら自然に目が外に向いた。北海道の稚内で流氷もみたいし、島根で出雲大社もみたいし、沖縄でゆいレール・首里城をみてみたい。日本全国には行って見たいところがいっぱいある。写真やガイドブックで見るだけでなく、この目で確かめてみたい。自分が生きているうちに日本の47都道府県をすべて観光で周ってみたい。今はまだ数えてみたら30都道府県ほどしかない。あと、外国にも行ってみたいな。イギリス・バチカン市国・サンマリノ・オーストラリア・台湾・アルゼンチンなどなど、世界にも行ってみたいところがたくさんある。私はそのうち、生涯でどのくらい周れるのだろうか。
人生80年は「光陰矢のごとし学なり難し」の如く、あっという間であり、すべてのことを成し遂げるのは不可能である。能登は大好きだ。今でも私にとって旅行で一番行きたいところは能登である。だけど私は能登以外にも日本の、世界の色々なところを見て周ってこようと思う。そして、また能登に戻ってくればいい。そう、考えるとなぜかますます能登のことが好きになった。やはり私の心の帰るところは「能登」なのである。そして、それを記すこの「きままな能登ぶろぐ」。私の旅はまだまだ続く。